所在地 | 〒480-1152 長久手市打越901 |
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電話番号 | 0561-62-2936 |
ホームページ | https://nenishi.nagakute-aichi.ed.jp/wp/ |
加盟年 | - |
2023年度活動報告
減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, ジェンダー平等
本校では、ユネスコ委員会の活動、地域との交流活動、福祉活動などを通して、多面的なものの見方をはぐくみ、自分を取り巻く人や地域、環境、文化、世界との関わりに気づかせ、思いやりの心をもつ児童を育成することを目指しています。
①ユネスコ委員会の活動「食品ロスを0に!」
ユネスコ委員会は、SDGsの目標「飢餓をゼロに」「つくる責任つかう責任」の達成に向け、給食の残菜を少しでも減らすことはできないかと考えました。
そこで実施したのが、「食品ロスを0に!クローバーチャレンジ‼」の取組です。全校児童に、「好き嫌いをせずに食べる」「自分が決めた量を食べる」など4つのミッションをクリアできるように呼びかけました。
多くの子供たちが、9月12日から15日までの4日間、「食べ物を大切にしよう」という思いをもって熱心に取り組むことができました。
すべてのミッションが達成できたクラスには、カラフルなクローバーが貼られたミッションノートが渡されました。今日、ユネスコ委員会の委員長が、校内放送で、「多くのクラスがクローバーをカラフルにすることができました。これからも食品ロスを減らすために、無理のない範囲で、給食をたくさん食べてほしいです。」と取組について報告をしました。
②地域の伝統芸能の継承に関わる活動
地元長久手市の郷土芸能である「棒の手」の伝承を、部活動「棒の手部」として参加者を募集し、地域の伝統芸能継承者を講師に迎えて練習を始めました。4~6年までの18名の児童が参加しました。
10月3日から、「棒の手部」の活動を始め、11月9日の発表の日まで、11回の練習をしました。太刀と棒の手の基本的な組み手を教えていただきました。すでに日ごろから、地域の流派の方々に教えてもらっている経験者もいれば、初心者の子どももいました。どの子も楽しみながら伝統芸能に触れ合い、他学年の仲間とともに技能の向上を目指し練習に励みました。
棒の手部の発表会当日は、保護者の方や全校児童が体育館に集い、15名の有志による「西小琉 棒の手」の発表を見学しました。地域の棒の手継承者の方々に指導していただいて、短期間の練習とは思えないほど立派な演技を披露しました。
③福祉活動
長久手市社会福祉協議会の皆さんのご協力のもと、5年生を対象に福祉実践教室を行いました。障がいをもつ方、補助をしてらっしゃる方など9名の講師の方に来校していただきました。子どもたちは、車いす、手話、点字、盲導犬の4つの講座から2つの講座を選び、障がいをもつ方からお話を伺ったり、支援方法を聞いて疑似体験をさせてもらったりしました。子どもたちは皆真剣に取り組んでおり、福祉に対する意識を高め、実際の生活の中に生かしていこうとする気持ちをもつことができました。
来年度の活動計画
総合的な学習の中で、地域の伝統芸能や環境、福祉、国際理解を扱うことや、ユネスコ委員会を通してのSDGsの取組を継続・改善しながら活動をしていきたい。