2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 世界遺産・地域の文化財等, 平和, 人権, 持続可能な生産と消費

三重県名張市立北中学校 2020年度活動報告

本校は、「夢をもち 心豊かで たくましい生徒の育成」という教育目標のもと、以下4点の学校像の実現を目指しています。

「一人ひとりを大切にする学校」「活力あふれる学校」「安全で安心して学べる学校」「地域に開かれた信頼ある学校」

今年度は、コロナ禍により活動が制限される中、“持続可能な開発目標(SDGs)”を意識できる活動を展開できればと考え、活動を行いました。例年通り、人権・平和学習を行うとともに、以下の2点を実施した。

①<環境/持続可能な生産と消費>書き損じハガキ回収活動

②<環境/持続可能な生産と消費>コンタクト空ケース回収活動

①書き損じハガキ回収活動

世界寺子屋運動を生徒会本部を中心に全校に発信し、書き損じハガキが発展途上国の学校や

図書になり、初等教育や識字教育に繋がり、技術を身につける足がかりとなって、安定した収入を得ることになる。それが、同世代の発展途上国の子どもたちを救い、貧困からの脱却、貧困が生み出す戦争の回避を可能とし、持続可能な社会をつくることになることを学習した。身近な小さな活動が見知らぬ国の子どもたちの幸福に繋がり、持続可能な社会が実現できると学習した。

②コンタクト空ケース回収活動

使い捨てコンタクトレンズの空ケースの回収活動を、生徒会美化委員を中心に発信し、全校生徒・職員から空ケースを集めた。空ケースを再利用することで、CO2排出削減に貢献し、そこで得た利益は視覚障害の方々への支援へと繋がっている。捨てていたものを集めることで、環境保全とともに、困っている人を助けることにもなるということを実感し、意識を高めることができた。

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来年度の活動計画

三重県名張市立北中学校 20221年度活動計画

本校では、来年度も引き続き「夢をもち 心豊かで たくましい生徒の育成」という教育目標のもと、生徒が互いを認め合い共に行動し、学ぶ喜びや自己有用感を感じることができるよう、教育活動を進めていきたいと考えています。その中でも、「持続可能な開発目標(SDGs)」を意識し、「誰ひとり取り残さない」ために、生徒・教員一人ひとりが自分事として考え・行動していこうと思っています。

来年度は、例年同様、人権・平和学習を軸に本年度の取り組みを継続するとともに、「持続可能な開発目標(SDGs)」について知ることから始めていきたいと考えています。

①<人権/平和>人権・平和学習

②<環境/持続可能な生産と消費>書き損じハガキ回収活動

③<環境/持続可能な生産と消費>コンタクト空ケース回収活動

④<世界遺産・地域の文化財等>※現在検討中