2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解

本校は、国際理解教育を学校としての重点教育目標の一つに据えて教育活動を実践している。特にもSDGsにある「教育」、「エネルギー」、「気候変動」、「陸上資源」および「平和」テーマに国際姉妹校との協同課題研究を実施し、課題発見能力、課題解決に向けた考察力、リーダーシップの育成を目標としている。

具体的活動としては、世界19の国・地域にある25の国際姉妹校を毎年8月下旬に盛岡に招待し行うCHUO国際教育フォーラムでの最終発表を含めた共同課題研究活動を毎年実施している。平成30年度は「理想の教育」をテーマとする共同課題研究を実施した。

20CHUO国際教育フォーラム概要

平成30830日(木)、盛岡市民文化ホールマリオスにて、本校国際姉妹校の先生と生徒、および国内招待校の教員と生徒、そして本校の生徒を合わせて約1000人の参加のもと、第20CHUO国際教育フォーラムを開催した。

本校のさんさ同好会によるオープニングセレモニーから午前の部が始まり、理事長、校長、フォーラム実行委員長からのあいさつに続き、カナダ・ケベック コレージュ・サンタンヌ・ドゥ・ラシーヌ高校校長のウゴー・カベナギ氏より、「今日を生きる若者が、明日の世界のために出来ること」と題した基調講演をいただいた。内容としては、「これからの時代で求められる資質・能力についてそれらを育成するための学校のあり方やそれについてのコレージュ・サンタンヌ・ドゥ・ラシーヌ高校でのAIや最先端機器の導入事例」についてであった。

引き続き、姉妹校の生徒と本校生徒が、『AN IDEALSCHOOL IN 2030 – TRANSFORMING OUR WORLD USING THE SDGs-世界を変えるための学校づくり』のテーマに基づき、5つのグループに分かれて研究発表を行った。本校生徒たちと姉妹校生徒たちの課題研究について、それぞれのグループが工夫を凝らして発表した。

午後の部では本校チアダンス部や世界各国の伝統芸能や学校紹介などのパフォーマンスが披露された。フィナーレは全員が参加してフォーラムの歌を合唱し、大きな感動のなかで第20CHUO国際教育フォーラムは幕を閉じた。

その他の活動

・毎年34校への海外姉妹校訪問を実施している。

・再生可能エネルギーや森林活用などをテーマとする講演会を毎年4回実施している。

来年度の活動計画

平成30年度に引き続き、以下の活動を予定している。
1CHUO国際教育フォーラム。
2019年8月に実施予定。
2国際姉妹校訪問事業
3~4校を訪問予定。
3環境活動
先進的研究に携わる研究者の講演を実施する。
4生徒会環境活動
生徒の自主的な取り組みを構築する。