2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境

本校は,これまで「花を愛好する子どもを育てる」を花育活動のテーマに掲げ,ユネスコスクールの環境分野を重点的かつ継続的に取り組み,自然物に対する愛情・愛着や環境美化を意識する力の育成を目指してきた。
4月の「フラワー集会」で,学年の花,自分の花の意識を明確にし,花の配置を考え,水やりや草取り計画を立て活動をスタートさせた。また,随時「フラワータイム」を設定し,朝の水やり以外にも,花摘みや施肥等,より美しく咲くための手立てを考え,学びながら花を育てていった。
今年度は,1年生は,生活科との繋がりがあるアサガオを育て,秋には,つるのリース作りに親子で挑戦した。2年生はグループごとに中庭の花壇に数種類の花の中から自分たちが育てたい花を選び,寄せ植えして大きく育てた。3年生は,理科と繋がりがあるホウセンカ・ヒマワリの施肥を工夫しながら大きく育てた。4・5年生は,玄関にある前庭の両サイドに一人一人が選んだ花を植え,大きく育てた。6年生は学校の顔である児童玄関の花樽やプランターに花を植えた。花樽には小グループごとに,花の種類や花の配置を考え,植えた。
飼育栽培委員会と地域のボランティアが一緒に行う「つるバラプロジェクト」も3年目を迎えた。地域との交流を深めながら,バラの手入れを双方が分担して行うことで花への愛情や愛着を一層深めた。
子どもたちは,花の手入れをする活動を通して,虫などの自然物や雑草の生命力に関心をもち,愛情をもって花育を楽しむ姿があった。
今年度も花育の活動を通して,自然物に対する愛情・愛着や環境美化を意識する力を育てることができた。

 

来年度の活動計画

「はないっぱいプロジェクト」
1 ねらい(教育計画 花育より)
花を大切に育てる活動を通して,花や緑に親しみ,花を愛好する子どもを育てる。
2 活動内容
<1・2年生は中庭を担当>
○1年生 一人一鉢のアサガオを栽培
○2年生 花壇に子どもが選んだ一人一苗
<3~6年生は前庭・花樽を担当>
○3年生 ホウセンカ・ヒマワリ(前庭奥の花壇)
○4年生 子どもたちが選んだ一人一苗
○5年生 子どもたちが選んだ一人一苗
○6年生 子どもたちが選んだ花(玄関プランター・花樽)
○飼育栽培委員会・地域ボランティア ボランティアの方々や子どもたちが選んだ花(前庭の中央)及び バラのアーチプロジェクトの継続

3活動計画
4月 「フラワー集会」
5月~11月「フラワータイム」
11月 バラの寒肥  チューリップ球根 パンジー