2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等

本校は1957年にユネスコスクールに認定され、1977年に都立高校で最も早く海外帰国生を受け入れてきた。本校の教育目標はまさにESDの目指すところと重なるものであり、地球市民としての意識や多文化共生・人権・平和に寄与する人材を育成するための様々な教育活動を行っている。

 

【三田高校の教育目標】

総合的な人格の陶冶のもと、知識基盤社会やグローバル化の進む現代社会にあって、いっそうの進展に主体的に参画し、課題解決に向け社会貢献できるよう以下の人材育成をめざす。

ア 幅広くしなやかな知性と潤い豊かな感性を持つ教養人

イ 自主・創造の意欲と忍耐力・協調性との調和のとれた高い特性を持つリーダー

ウ 自己を厳しく律し常に進取の気概を持って社会貢献できる開拓者

 

特に、グローバルリーダー育成のための具体的な教育活動として、①国際交流 ②貧困・難民支援 ③各種講演会 ④専門機関訪問を実施している。また、こうした活動を生徒主体で行っていくために、生徒会組織の中にユネスコ委員会及び国際理解委員会を設置し、各クラスに2名ずつ配置された委員が、生徒の自主的な活動を牽引している。加えて、教員の校務分掌にも国際教育部をおき、国際理解教育及びユネスコ活動にかかわる様々な生徒の活動を支援する体制を整えている。

 

【2020年度の主な活動内容】

国際理解講演会「地球のステージ」

「Learning for Empathy」(ACCU)参加

「世界寺子屋運動」(日本ユネスコ協会連盟)への参加

バザー・フェアトレード商品販売の実施

韓国姉妹校とのZOOM交流(SDGs発表)

来年度の活動計画

本校教育目標をもとに校内の組織ごとに様々な取り組みを企画し、相互に連携を取りながら運営実施する。

【主な予定】

・国際理解講演会「地球のステージ」「英語落語」など

・海外留学生との交流

・海外姉妹校との交流

・日本ユネスコ協会連盟などの主催するプログラムへの参加(「世界寺子屋運動」など)

・バザー・フェアトレード販売や寄付などによる国際的な援助活動