2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

国際理解, 平和, 人権, 持続可能な生産と消費, 貧困

国際理解教育(ユネスコ活動)目標

(1)国際理解教育を推進するとともにわが国の伝統・文化に対する理解を促し、真の国際的教養を備えたリーダー、開拓者を育成する。

(2)多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、思いやりに富んだ生徒を育成する。

(3)人がもつ違いを違いとして理解し、自分と異なる考えの人々にもそれぞれの正しさがあり得ると認めることのできる人として、積極的に、そして共感する心をもって生涯にわたって学び続けるよう働きかける。

(4)21世紀の学習の4本柱「知ることを学ぶ、為すことを学ぶ、人間として生きることを学ぶ、共に生きることを学ぶ」を教育の好事例へと実現化させる活動を行う。

ユネスコ憲章に基づき、「心に平和の砦を築く」ために国際理解教育を通して地球市民としての意識や多文化共生・人権・平和に寄与する人材を育成するため①国際交流 ②貧困・難民支援 ③各種講演会 ④専門機関訪問 を実施している。今年度は、ユネスコ委員会生徒を中心に「途上国の課題研究」を一年間のテーマとして活動している。内容については下記の通りである。

◆2018年度の活動◆

5月  地球のステージ 桑山紀彦氏の講演及び座談会、学年生徒参加

   ミンダナオ子ども図書館長松井友氏による講演と座談会

6月 港ユネスコの訪問 ユネスコ委員会生徒参加 

   2年留学生が先生「オール台湾プログラム」(台湾留学生8名を408クラスに招待)

       Foothill High School (米国・カリフォルニア州・サンフランシスコ)28名来校

7月 2年生国際理解講演会「台湾修学旅行事前研修
(講師:日本臺灣教育中心 郭艷娜氏)

8月 アフガニスタン大使館訪問 ユネスコ委員会生徒参加

9月 白珠祭(文化祭) ユネスコバザー開催

        売上金と募金を「ユネスコ協会・Save The Children,ミンダナオ子ども図書館」へ寄付 

10月 2年生台湾修学旅行現地校との交流(桃園市至善高級中學)

12月 寺子屋リーフレットコンテスト参加

    ユネスコ本部職員来校(ユネスコ委員会生徒と座談会)

      1年国際理解講演会

1月 書き損じはがき回収 

   ミンダナオ子ども図書館へ物資運搬

2月 フィリピン大使館訪問   

3月 フィジー大使館訪問(予定)

 1年進路国際キャリアガイダンス
   2学年国際理解シンポジウム テンプル大学より留学生招待

来年度の活動計画

現時点では未定であるが、平成30年度と同程度の規模で、準じた活動を継続する予定である。特にユネスコスクール活動については、新年度新たに立候補した委員会生徒を中心に、主体的で対話的な活動の中で組み立てていくことを重視しており、年間活動テーマを決定するまでに1か月あまりの期間を設けている。その間、現在の世界情勢・支援が必要な分野や背景について調べ学習を全員で行い、テーマを提案・審議を経て具体化していく過程を大切にすることで、生徒が自ら責任を負い、一年間をかけて取り組みに対して達成感を得られるよう指導上留意している。