2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 平和, 人権, 福祉, 食育

〇本校では、平和学習として、1年生で岡山空襲、2年生で戦争の歴史や原爆について、3年生で沖縄戦をテーマに学ぶことで、平和について深める活動を行った。人権・福祉については、1年生で自分たちが過ごしている岡山県と関わりが深い、ハンセン病について正しい理解と、「知らない」ということが酷い差別や偏見を生み出す原因になり得るということを知るとともに、自分たちのできることは何かを考えた。2年生では、地元の福祉施設の方に協力していただき、車いすや点字ブロックの体験を通して、障がいのある方のバリアになっていることに気づき、誰にとっても住みやすく、助け合える社会をつくるためにできることを考えた。また、人権週間の取り組みも行うことで人権意識の向上を図った。食育については、保健委員会の企画として、生徒の食生活に対する実態に応じたテーマで発表したり、SATシステムを実施し、楽しく分かりやすく献立の改善点を伝える取り組みを行うことで、食への関心を高めた。

〇ボランティア活動

本校では、小学校と連携し、SDGSパスポートを全校生徒に配布し、ボランティア活動に、小中全体で取り組んでいる。地域や町内会、公民館や小学校、幼稚園等多くの協力を得て、校外・内でボランティア活動に取り組むことができるようになっている。今年度は、昨年度よりも実施できる活動が増え、様々な方々と協力して、ボランティア活動に取り組むことができた。

来年度の活動計画

基本的には、今年度をベースに活動していきたい。

本年度は、昨年度よりも校外学習の活動を行うことができたが、新年度、どのような状況になっても、引き続き、生徒たちが、国内外で起きている問題に関心を持ち、、自分たちができることや、すべきことに目を向け、考え、積極的に活動できるような取組を工夫していきたい。本校の学校教育目標である「様々な体験を通して、ともに認め合い、高め合う生徒の育成」である。3年間の取り組みを通して、この目標を達成できるように努め、活動していきたい。