2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 環境, 平和, 人権, エコパーク

本年度の活動内容

本校は「ふるさとを愛し、豊かな心と確かな学力を身に付けた、心身共に健康でたくましい児童を育成する。」を学校目標としている。なお「ユネスコエコパーク」の中にある学校として、総合的な学習の時間を核としてユネスコスクール活動を充実させ、郷土みなかみを知り、愛する児童を育成する。特に「自然環境保全」「平和・人権教育」に視点を当て、町の魅力を発信する活動を行う。

 

1 「地球市民教育、平和と非暴力の文化」をテーマとする活動

世界人権デーに合わせ12月1日(木)~12月7日(水)を人権週間とし、全校で人権教育に取り組んだ。

①12月1日:校長の講話

「生まれながらにして、人が持っている生きる権利」について分かりやすく話した。

②道徳の時間に人権に関わる項目で各クラス授業を行った。

(2-(2)思いやり・親切 2-(3)友情 3-(2)生命尊重)

③人権標語作り

全児童が人権に関する標語を作成し、1階廊下に掲示する。

④12月2日:人権教室

人権擁護委員の方に人権教育に関する授業を行っていただき、全児童が感想を書いた。

1~3年生:「ねずみくんのきもち」

4~6年生:「プレゼント」

⑤12月9日:人権作文発表会

各学年の代表児童が人権教室の感想文を発表した。

⑥12月2日:ハッピースマイル集会

みんなが幸せで笑顔になれるように、児童会の本部委員会を中心に活動した。家族からの「輝きの手紙」を読んだり、「見えるとか、見えないとか」の読み聞かせを行ったりして「思いやり」と「愛情」について全校児童で考えた。

 

2 「持続可能な開発と持続可能なライフスタイル」をテーマとする活動

総合的な学習の時間を核として、みなかみユネスコパークについて学び、SDGsについて具体的に理解させた。また、自分たちが住んでいる地域について知ることで、郷土を愛する心と郷土のために自分たちの生活を見直そうとする気持ちを育んだ。

①3・4年生「ひみつをさぐろう!四ヶ村用水」

地域の先人が苦労をして開発した四ヶ村用水について、見学をしたり、調べたり、インタビューしたりして自ら設定した課題を解決し、まとめ発表した。劇やプレゼンで他校や地域に向けて発表をした。

②5・6年生「米作りにチャレンジ」

地域の方の米作りの達人にお世話に、米作りの体験活動をしながら、自ら設定した課題を解決してまとめた。保護者や達人を招き収穫感謝祭を行い、まとめたことを発表した。

 

来年度の活動計画

活動計画

1 「地球市民教育、平和と非暴力の文化」をテーマとする活動

来年度も人権週間を設け、全校で人権教育に取り組む。人権教室、人権標語作り、障害のある方やお年寄り、パラアスリートとの交流、児童会主催「ハッピースマイル集会」等を通し、一人一人が個性をもった大切な存在であることを理解させ人権感覚を育んでいく。

 

2 「持続可能な開発と持続可能なライフスタイル」をテーマとする活動

①3・4年 総合的な学習「ひみつをさぐろうユネスコエコパーク」

1学期:「みなかみユネスコエコパーク」の事を知り、各自課題を決め、解決の見通しをもつ。

2学期:発信の内容と方法を考え、発信の準備をして校内に向けて発信する。

3学期:みなかみ町の環境学習発表会で発信する。

 

②5・6年 総合的な学習「みなかみ町の魅力を発信しよう」

1学期:エコパークとしてのみなかみ町の魅力を知るための体験活動や事前学習

2学期:自分の課題を追究し、スライドで全校児童に発表

3学期:総合的な学習での学びを活かし、自分たちで台本を作成し、劇にする。