2019年度活動報告
本年度の活動内容
生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, 環境, 文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費
本校は「国際理解教育」と「ESD」推進を柱とした教育活動を実施している。この取り組みを「名東版ESD」と呼び、ESD実践を通して、現代の課題を知り、話し合いを通してより良い解決策を模索する手法を身につけ、自ら考え、判断・表現し、行動につなげる力の育成を目指している。今年度は、SDGs達成の担い手になる生徒を育成するために、全校で生徒が発表する機会を増やした。
具体的には、①2年生から1年生への発表、②学校設定教科「ワールドスタディーズ」の実践、③講演会の実施、④外国語研究部の活動、⑤校外での発表・報告会を行った。
① 2年生から1年生への発表
・普通科2年生が1年生へ、修学旅行でのESDをテーマにした研修について報告
・国際英語科2年生が1年生へ、ESDをテーマにしたゼミ活動について報告
② 学校設定教科「ワールドスタディーズ」の実践
・校内スピーチコンテストでは、ESDをテーマにしたスピーチを発表し、
名古屋ユネスコ協会をお招きし、「ユネスコ協会会長賞」を選出
③ 講演会の実施
・学年単位または国際英語科において、ESDをテーマにした講演会を実施
「異文化理解」「フェアトレード」「難民」「人道支援」「地球温暖化」、
「多文化共生」「国際協力」「企業貢献」
・12月にはUN Women 日本事務所の岩渕氏「ジェンダー」ワークショップ
④ 外国語研究部の活動
・ユネスコ協会ESDパスポート体験発表会
名東高校を会場に、ユネスコスクールの生徒が集まり各校の活動発表と
SDGsテーマについてのグループディスカッションを実施
・名古屋城英語ボランティアガイド
名古屋城の魅力を英語で外国人観光客や姉妹都市派遣団に発信して案内
⑤ 校外での発表・報告会
・名東区役所ホールで区民に向けて発表
海外留学の経験、多文化共生・異文化理解について発表
・ESD関連の発表会
名古屋市立大学サステナビリティ・シンポジウムで「生物多様性」につい
て発表
来年度の活動計画
〇「名東版ESD」(ESDを軸とした教育活動プログラム)の実践
1年生 4月稲武合宿ファシリテーション・ワークショップ(人権)
10月、1月 ESDセミナー2回(テーマ:環境、平和)
2年生 広島を拠点とした研修旅行(ESDを軸とした研修内容、フィールドワーク、班別研修、レポート作成、事後プレゼンテーション)
2年生 ゼミ活動(ESD、SDGsからのテーマ)
NGOや企業への訪問、活動への参加。事後プレゼンテーション、自らの行動へつなげる。国際英語科の生徒:台湾または韓国への修学旅行において姉妹校交流、発表。
〇名古屋城英語ボランティアガイド
〇普通科2年生「SDGs目標達成のために私ができることを考えよう!」
アクションプランに参加。
〇国際英語科2年生「SDGs未来都市名古屋」実現に向けての高校生提言。
〇校内での実践発表、校外での発表・報告会を促進。
〇名古屋ユネスコ協会の活動への参加、協力。