2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 減災・防災, 世界遺産・地域の文化財等, 人権, 福祉

本校は,「自立と創造へ向かう生徒の育成 ―挑戦・共生・豊かな心― 」を学校教育目標に掲げ,「学ぶ意欲をもち,自らのもてる力を最大限発揮しようとする生徒」の育成などを目指している。平成24年度にはユネスコスクールに加盟をし,校外との連携を図るようしている。「環境」「平和」「キャリア教育」などの教育活動をEducation for Sustainable Development(持続可能な開発のための教育,以下ESD)の視点で捉え直し,校内外の活動に取り組んだ。具体的には①ESD観点を取り入れた授業実践に係わる活動②W型問題解決モデルに基づいた研究活動③国際理解に係わる教育を行った。

①ESD観点を取り入れた授業実践に係わる活動

ESDの視点に立った学習指導で重視する能力・態度として7つの能力・態度を決めた。これらに基づいたものを付加したり関連付けたりすることを通して、ESDの視点に立った学習指導を展開した。具体的にはESDの観点入りの学習指導案を作成、検討し実践を行った。また実践後、各教科で集まり授業の協議を行った。

②W型問題解決モデルに基づいた研究活動

総合的な学習の時間(以下,総合の時間)を中心にW型問題解決モデル型の活動を推進し,総合文化発表会(以下,SKF)で発表を行った。また岡山戦跡めぐり(第1学年),広島研修(第2学年),修学旅行(第3学年)などを通して,ESDが目指す能力の育成を行った。

来年度の活動計画

4月職員研修での説明(ESDの理念、ESDパスポート、教科横断型の授業の取り組み
について、ESDの視点を踏まえた学習プログラムについて)

6月(校内公開授業のスタート指導案作成、京山中学校区授業研修会)

8月 職員研修(京山学区フィールドワーク)

10月 SKF文化発表会(研究課題の発表)

11月京山地区ESDフェスティバル 実行委員会

1月 岡山市北区京山地区ESDフェスティバル(1月末の土日)

2月 報告書ESDの視点を踏まえた学習プログラムの作成、京山中学校区授業研修会(岡山理大 岡本教授)*教科横断型のプログラムが中心の授業づくり