| 所在地 | 〒525-0029 滋賀県 草津市 下笠町110番地 |
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| 電話番号 | 077-568-0246 |
| ホームページ | http://www.matsubara-j.skc.ed.jp/ |
| 加盟年 | 2025 |
2025年度活動報告
海洋, 環境, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困
本校では、ESDを「松原G-GRIT学習」(Gaining for Globalization, Respect, Identity and Thought)~答えのない問いへの挑戦~ と銘打っている。
本年度は「協働と問いづくりを通した生徒の主体性とコミュニケーション力の醸成」をテーマに、「アントレプレナーシップ」を重視し、生徒の主体性を育んだ。
1年生は、琵琶湖の自然体験・学習施設での校外学習を契機に琵琶湖の水環境に関心をもった。課題の1つである水草に着目し、水草堆肥の活用と効果について観察、検証をしている。また、地場ブランド野菜「ベジクサ」の生産者に講話いただき、本市農業の課題や地産地消の重要性に関する考えを深めた。
2年生は、前期に各学級で夏野菜の栽培を行った。作物の選定から収穫まで見通しをもった学習を目指した。その成果や課題を踏まえ、後期は「松原ダイコン」と名付けた春大根を育てている。地域の助力を得ながら、堆肥や馬糞を入れ土壌整備するところから始まり、専門家の指導のもと畝づくり、間引きや追肥、ハウス作り等の経験を積んだ。併せて収穫物の活用を生徒自らの案で運用していくため話し合いを重ねている。
3年生は、修学旅行先である沖縄について平和学習を事前に実施し、訪れたガマで学級ごとの平和宣言文を読み上げた。また、保育実習で地域の園児らと「松原ダイコン」の種まきを行った。
上記の農業は、3年前に校地内に開墾した「松原ファーム」での実践である。2年生がメインながら、1年生は水草堆肥を入れ、効用を経過観察している。3年生は種をまき3月に「卒業ダイコン」として持ち帰る等コラボレーションし、つながる学びとしている。
加えて、課外での有志による活動として、ファーストリテイリング社の主催する、不要なこども服を回収して難民キャンプに届ける「”届けよう、服のチカラ”プロジェクト」に参加した。
経験者である3年生が主導し、1、2年生と意思疎通しながら活動に励んで4,620着の回収、整理作業をやり遂げた。
来年度の活動計画
次年度も、本年度の活動をベースに整理しながら、発展させた内容にしていく予定である。
1年生は、琵琶湖の水環境に関する学習をメインに、地場作物や食品ロス問題等について考えを深め、身近な実践に移していく。
2年生は、校内のファーム活動を軸に、地域とのつながり、社会生活や経済活動等の具体的なテーマから目的を明確にした作物の選定、収穫物の運用までの企画を行う。
3年生では、沖縄を題材に平和学習を行い、修学旅行で平和の重みを実感して誓ったことを、自らの言動や考えにつなげる。また、自然環境や観光資源等の在り方にも目を向け、地元にも活きる考え方を育む。保育実習での種まき等を実施し、豊かな土地の恵みや協同作業の肝要さを感じる活動とする。
また、不要服回収プロジェクトに学年を超えた有志で取り組み、異学年交流、地域のつながりや世界の諸課題に関心を寄せるきっかけとしたい。
