2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 人権, 福祉, 食育

環境教育 (熊谷市に住む絶滅危惧種ムサシトミヨの保護・繁殖活動)

児童委員会「生物・ムサシトミヨ委員会」のメンバーが中心となって活動しています。主な仕事は、校地内にあるトミヨ池の水温測定、池周辺の清掃、水草の育ち具合を見て水草の補充(プランターに植えて沈ませる)をします。全校集会で全校へ活動内容を発表して協力を得たり活動を広めたりすることも大切な仕事の一つです。

熊谷市から保護繁殖の依頼を受け、20匹のムサシトミヨが池に放流されます。これを1年かけて大切に育て、1年後に何匹増えているかを調べます。繁殖調査は、今年は190匹のムサシトミヨが確認できました。昨年度よりも増やすことができました。繁殖調査は、毎年環境科学国際センター職員のご指導をいただきながら、熊谷市の環境政策課や、地域のムサシトミヨを守る会の方々と共に行っています。池の水を抜きながら水草やプランターを出し、その中にいるムサシトミヨを見つけて大きさごとに分けて並べ、数や生態を調べます。作業が終わったらトミヨ池にオスとメス10匹ずつ20匹をもどし、残りは市の職員や守る会の方と一緒に学校近くを流れる元荒川に放流します。

久下小学校の児童や地域の方と協力して活動することで、生息地域である久下の環境が今よりも改善し、ムサシトミヨの保護・繁殖活動が盛んになることを目的として行っています。

来年度の活動計画

・ムサシトミヨの繁殖調査

・熊谷市ムサシトミヨ繁殖調査報告会

・エコクラブ委員会学習会、トミヨ集会等

・アルミ缶回収

・ペットボトルキャップ回収

・インクカートリッジ回収

・蛍観賞会

・グリーンカーテン