2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 福祉, 持続可能な生産と消費

本校では,ユネスコが重点的に取り組む3つの分野の,①地球市民および平和と非暴力の文化,②持続可能な開発および持続可能なライフスタイル,③異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重につながる取り組みとして,「自ら課題をみつけ,探究的な見方・考え方を働かせて課題を解決し,自己の生き方を考えることができる」生徒を目指し,以下の取り組みをした。

(1年生)

・前年度の1年生から引き継いだ活動「キンゾープロジェクト②」では,地域のマスコットキャラクター“キンゾー”を通して国府町の文化や伝統,魅力を様々方法で発信する活動を行った。

・高山研修では,様々な分野で働く人から,地域への誇りと持続可能な社会の実現に向けてどのような未来を描いて働いているのかというヒントを,直接聞くことができた。

(2年生)

・金沢研修では,地域の伝統産業の体験活動を行うことで,それらを守り伝えていこうとする地元の方々の強い願いと思いから,地元国府や高山との共通点や相違点をみつけ,今後自分たちがどう地元産業に関わっていけばよいか,自分なりの考えを導き出すことができた。

(3年生)

・東京研修で,東京で働く人々の情報を収集し,共有することで地元国府や高山の伝統文化との違いを見つけ,職業観を広げることができた。

・地元飛騨を出て東京で働く人から直接話を聞くことで,地元ではなく日本の中心地で働くことの意味や,その方がどのような思いで今の職業につき,今後どのような未来を描いているのかを知り,将来自分がどう地元に関わりながら生きていけばよいか考えることができた。

(全校)

・夏休みに,地域の福祉協議会から依頼された,放課後児童教室や老人介護施設等へのボランティア活動に希望者を募って参加した。

・「МSJ(マナーズ,スピリット,ジュニア)リーダーズ」として,あいさつ運動等で毎月活動した。МSJとは,岐阜県警察が提唱する「岐阜の未来は君たちで」をキャッチフレーズに,生徒自らが自発的に取り組む「生徒の生徒による生徒のための非行防止・規範意識啓発活動」のことである。

来年度の活動計画

(1年生)

6月 キンゾープロジェクト引継ぎ式(ねらい,内容)

チーム分け

7月 夏休みの活動計画

9月 チームごとに活動

講演会(飛騨地域の自然について)

10月 地域の名所(四十八滝研修)での研修

11月 現地訪問や取材,動画撮影等

2月 商品開発,販売会

3月 まとめの会

(2年生)

6月 金沢について事前学習スタート(ねらい,内容)

7月 体験学習場所の選定とチーム分け(金沢の伝統文化)

9月 チームごとに調査,当日の計画立案,交渉

金沢研修当日

10月 まとめ(来年度への申し送り)

(3年生)

6月 東京研修事前学習スタート(ねらい,内容)

7月 体験学習場所の選定(都内学級別,班別研修等)

9月 班や学級ごとに調査,当日の計画立案,交渉

10月 修学旅行当日

10月 まとめ(来年度への申し送り)

(全校)

「МSJについて」

5月 「МSJ(マナーズ,スピリット,ジュニア)リーダーズ」希望調査

メンバー決定,名簿作成

6月 活動開始(毎月PTA,地域のボランティアの方々と協力)

2月 今年度の成果と課題

「夏休みボランティア活動」

6月 参加希望者募集(活動場所と計画)

7月 名簿作成,施設への依頼(福祉協議会を通じて)

8月 実施

9月 振り返りとまとめ