所在地 | 〒516-8588 三重県伊勢市楠部町138 |
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電話番号 | 0596-23-1398 |
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加盟年 | - |
2023年度活動報告
文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 人権, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)
本校では、「世界で活躍できるグローバル人材の育成」をテーマとして、国際化や多様化が進む現代社会の変化に対応できる国際的な視野や豊かな感覚、主体的に課題を発見し解決する能力の育成を目標に様々なプログラムを展開している。
【三重県環境学習情報センターによる出前授業(2年生)】
身の回りの水質を調べる「水質チェック」講座では、生活排水による川や海の汚染状況を実験を通して理解し、自分たちに何ができるかを考えた。また、「食品ロスを減らそう」講座を通して、スーパーマーケットや家庭から廃棄される食品の現状を知り、なぜ、大量の食品が捨てられるのか、食品廃棄物を減らすためにどうするべきかを学び合い、自分たちの生活を見直しながら持続可能な目標を立てた。
【英語で伊勢ガイドツアー(3年生)】
海外からの留学生(チリ・ペルー・モンゴル・フィリピン・モザンビーク)を伊勢の地に招き、内宮やおはらい町及びおかげ横丁を英語で案内するガイドツアーを実施。日本や伊勢の特長や文化を発信するとともに、留学生との交流を通して出身国についての文化や慣習を知ることで国際交流や異文化理解を図った。
【三重県農林水産部による出前授業(全学年)】
県農林水産部農産園芸課の職員の方による、「三重県はお茶どころ!」と題した講演会を実施。地元の伊勢茶に関する講話や試飲会等を通し、三重県に愛着や誇りを持ち、社会や地域の成長に貢献しようとする思いを育んだ。
【Two-Day English Program(全学年希望者)】
ネイティブ講師(アメリカ・ブラジル・オーストラリア)を招き、英会話やディスカッション等を通して英語の運用力を高めるとともに、講師出身
国の文化や習慣等の紹介や、生徒による日本文化のプレゼンテーションを通して相互理解・異文化理解を図った。
【地域フィールドワーク(全学年)】
地域の文化施設を見学し、本校ゆかりの歴史や文化に対する理解を深めることを目的に、全学年を対象として地域フィールドワークを実施。神宮徴古館、農業館、神宮美術館や伊勢市古市参宮街道資料館などを訪れ、様々な歴史ある資料の見学を通して、長く受け継がれている文化を尊重する意識を高めた。
【G7三重出前授業(全学年)】
G7三重・伊勢志摩交通大臣会合推進協議会が開催された一環として、アメリカ出身の講師を招いた出前授業を実施。G7サミットが開催される目的やG7三重・伊勢志摩交通大臣会合でどのような話し合いをするのか、また、G7サミット参加国の主な交通手段や道路、GDP等に関する講演の中で、アメリカではSDGsについてどのように取り組んでいるのかを学んだ。
【宿泊研修(2年生)】
「地場産業研究」をテーマに郷土三重県の自然や文化、産業等に接して知識と豊かな感性を養うことを目的に、東紀州(尾鷲市・熊野市・紀北町)にて実施。水産業・農業・林業と各分野における体験活動(干物作りや間伐体験等)や講話を通して、各産業の役割や抱えている課題について考えを深めた。また、世界遺産学習として熊野古道センターを訪れ、熊野古道とその周辺の歴史、自然、文化について学んだ。
【修学旅行(3年生)】
東京を訪れた修学旅行では、国際交流プログラムとして外国人講師による「自分未来Camp英語プログラム」を実施。「街歩き英語プログラム」では、実際に東京を訪れている外国人観光客にインタビューを行うなど、英語によるコミュニケーション活動を行った。また、各講師の出身国(フィリピン・メキシコ・フィジー)について学ぶなど、異文化理解を図った。
【人権学習(3年生)】
『多様な性とはなんだろう?』をテーマに学習を行い、多様な性について学ぶことを通して、一人ひとりが持つ個性を認め合い、互いを尊重する寛容な心と態度、差別や偏見のない社会を実現しようとする態度の育成を図った。
来年度の活動計画
【総合学習フィールドワーク(全学年)】
総合的な学習の時間の研究テーマである「神宮研究」の一環として、神々に捧げられる神饌についての研究を実施。その歴史と意義に関する学習を通して、長く受け継がれてきた日本の伝統や文化について理解を深めるとともに、それらを尊重し、大切にする態度を育てる(R.5年度は「塩」・「衣」をテーマに、神道博物館・御塩浜神社・斎宮歴史博物館・神服織機殿神社等を訪問・見学)。
【校外清掃活動(全学年)】
SDGs(目標11:住み続けられるまちづくり)の観点から、身近な地域の清掃活動を通して自然や公共の道路を大切にする心を育むことを目的に、学校から最寄駅周辺までの清掃・美化活動を行う。
【トヨタ未来スクール(全学年)】
「モビリティの未来とSDGs」をテーマとして、誰一人取り残さない社会実現のために、トヨタ自動車が本気で取り組む「カーボンニュートラル」・「CASE」、「SDGs」の事例を紹介していただき、子どもたちが主役となる将来のために一人ひとりができることを考える。
【文化庁主催文化芸術鑑賞(全学年)】
美術・文芸・音楽・演劇・舞踊等の分野における文化芸術体験を通して、日本の伝統文化・芸能に直接触れて親しみ、理解を深める機会とする(R.5年度中部フィルハーモニー交響楽団による演奏とワークショップを実施)。
【ビジネスパーク伊勢(1年生)】
キャリア教育の一環として伊勢市内にある様々な業種の企業数社を招き、各企業の業務内容や社会への取り組み等の講話を通して、職業への興味・関心を高めて自分自身の進路について考える機会とする。
【宿泊研修(2年生)】
「地場産業研究」をテーマに、郷土三重県の自然や文化、産業等に接して知識と豊かな感性を養う。
【修学旅行(3年生)】
「国際交流」をテーマに、グローバル教育の観点から生きた英語に触れながら異文化理解を図るプログラムを盛り込んで実施。
【英語で伊勢ガイドツアー(3年生)】
留学生を伊勢の地に招いたガイドツアーを通して、日本や伊勢の特徴や文化を発信するとともに、他国の文化や慣習を学ぶことで異なる考え方や価値観を知り、国際的な視野を広げる。
【海外短期研修】
語学研修を通じて英語の理解力や表現力を向上させるとともに、現地での生活体験を通じてそれぞれの国の文化や社会に対する理解を深め、国際的な視野を広げることを目的に実施(R.5年度ニュージーランドにて実施)。