2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

気候変動, 環境, 国際理解, 世界遺産・地域の文化財等, 食育

当校は、「2050年のおとなづくり」を学校理念として、ESDを教育活動の重点ととらえ、ESDの実践を通して、「地域を愛し、ともに問題を解決しようとする力の育成」を目標とした。具体的には、①環境に関わる学習、②国際理解・文化多様性に関わる学習、③地域の伝統文化に関わる学習を行った。
①環境に関わる学習
5年生では、工程の一角にある、およそ40㎡の田んぼを使って、毎年稲作を行っている。6年生からもらったモミからどのように発芽させるのかについて、理科の発芽の学習と関連させながら考えた。また、稲作の方法について自分たちで調べ、「田おこし」「代かき」などを実際に体験した。地域の方の手ほどきを受けながら秋の収穫を迎えることができた。さらに、6年生で学習する環境問題へもアプローチできるように工夫した。

来年度の活動計画

<育てたい児童像>
〇社会を構成する一員としての自覚をもち、人・社会・自然に関する考えを深め、どんな小さいことでもかまわないから実践していくとともに、責任ある行動をしていくことができる。
〇自己の利益にとらわれ、今現在をただ批判し嘆くのではなく、自らの判断力と自律心でどうしたらもっと良い社会をつくっていけるのかを前向きに考え、仲間とともに話し合い、力をあわせてできることから一つずつ解決の方法を実践することができる。
〇様々な価値観を認め合い、互いに「かかわり」「つながり」を意識し大切にしながら、社会を築くことができる。