2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 平和, 人権

本校は、「主体的に考え活動する子の育成」を目指しており、ESDを自分自身の生活をふり返るための教育とみなし、ESDの実践を通して、環境問題を自分自身の問題であると捉える力や身の周りら地球全体の環境を維持する力の育成を目標とした。
 ①環境に係わる学習活動
・4年生は社会科の「ごみのゆくえ」の学習で、9月4日(水)名張市役所の環境対策室のかたにきていたたいて、、三重県に1だいしかないチッパー車作業を見学しました。剪定された木の枝を事前に子どもたちが集め、それを細かいチップ状に粉砕してもらいました。作られたチップは、運動場の隅にあるコーナーに置きました。同時にパッカー車の見学もおこない詳しいお話を聞かせていただきました。
・子どもたちと地域の絆づくり事業推進協議会主催の「花いっぱい」を子どもたちに呼びかけ4月29日(日)に、子どもたちと地域の方々とで苗の植え替え作業をおこないました。
②人権・平和に係わる学習活動
・6年生は修学旅行の際、国際平和ミュージカルを見学しました。ミュージカルについて調べたり、見学社会科の学習で戦争について学んだりしました。
③健康・福祉に係わる学習活動
・福祉委員会で、アルミ缶とペットボトルキャップの回収を行っています。環境への配慮と共に、世界各地でワクチン支援をおこなうことができます。また書き損じハガキの回収も行っています。
・募金活動も福祉委員が中心となって、5月、10月におこないました。たくさんの人に協力してもらい、多くの募金を集めることができました。
④食育に係わる学習活動
・1~2年生が、給食に使われる食材の下ごしらえを体験しながら、給食の先生から食材のつくられ方や、含まれる栄養について学んだりしました。
1年生はエンドウ豆、2年生は、スナップエンドウを使って体験をおこないました。また、7月3日(水)3限目に4年生が
きゅとうもろこしの皮むきをおこない給食で使用してもらいました。大量の食材を使って作業する大変さから、調理してくれた人たちに感謝して食べるということを改めて学び、自分達、または、他学年が手を加えた食材の残食の減量にもつながりました。

来年度の活動計画

「持続可能な開発目標」SDGsを意識しながら、1~2年生は生活科、3~6年生は社会科の学習と絡め、持続可能な社会の形成の重要生を理解させるような取り組みを推進していく。
  また、今後も福祉委員会での活動を続け、活動内容の報告を積極的におこなっていくことで、活動の意義を理解し、協力できるようにしたい。内容の報告については、校内だけに留まらず、地域や保護者へ伝えていくことで、興味関心を高め、つながりを増やしていく。