2018年度活動報告
本年度の活動内容
環境, 国際理解, 平和, 人権, 減災・防災, ジオパーク
本校では、学校経営計画に「ユネスコスクールの取組みを様々な教育活動において発展させる中で、世界の持続発展に貢献できる力を育む。」と設定しており、ESD活動を核とした国際教育の推進を行っている。
具体的には、環境および防災の観点で東北被災地へ生徒・教員を派遣、国際理解教育ではアメリカ・台湾の姉妹校と生徒・教員の学校訪問・交流活動および模擬国連会議への参加を行った。
① 防災・環境にかかわる活動
2012年より継続して行っている、東北被災地への生徒・教員の派遣事業においては、現地で復興ボランティアに従事するとともに、現地ユネスコスクールである気仙沼高等学校と減災・環境を中心としたワークショップを通した交流を行っている。
② 国際理解教育
海外の姉妹校2校および、近年交流を行っている台湾・オーストラリアの高校、および近隣にあるJICA施設および大学の留学生との交流を実施している。姉妹校および学校交流では、全校的には修学旅行の事前学習の時間で、アジアにおける人権問題をテーマに民俗学博物館の研究員から講演を受けたり、環境問題や多文化共生については総合的学習および情報科の授業時間を中心調査・調査発表を行っている。
このほか、全校生徒へ公募し、模擬国連会議への参加も行っている。
来年度の活動計画
環境・減災・ジオパークについては、全校生徒へ公募を行い7月に東北被災地への派遣事業を行い、全校集会等において代表生徒による報告や講演を予定している。また、修学旅行でアジア(台湾)訪問を計画しており、現地の中高等学校との学校交流および世界各地からの留学生とテーマ設定を行ったうえで討議・交流する企画を計画している。文化交流だけではなく、国際問題等について討論ができるよう、総合的な学習の時間や情報科・外国語科の授業を活用する予定である。
模擬国連会議については、8月および11月の関西高校模擬国連会議および、11月の全日本高校模擬国連大会へ参加者を募り、研修を行う予定である。
これらの活動について、12月の大阪ユネスコ連絡協議会主催のESD報告会へ生徒を派遣し、活動報告を行う予定手としている