2020年度活動報告

本年度の活動内容

本校は、「未来につなげよう！金子愛顔の町プロジェクト～かかわる・つながる・ひろがる～」を活動テーマとし、生活科や総合的な学習の時間を核として、「自分・周りの人・町の人の笑顔を増やしたい。」という願い（課題意識）の下、それを解決するために体験的・探究的な活動を行っている。

具体的には、ESDの実践を通してコミュニケーション能力、課題解決能力、多様性を尊重する力の育成を目指し、①ふるさと学習、②防災に関する学習、③福祉に関する学習、④平和学習を行った。

①ふるさと学習「金子のみ力大発見！笑顔あふれる町プロジェクト」（３年生）

３年生は、みんな助け合う優しい町にしたい、地域を大切にしたいという思いをどのような活動につなげるか話し合い、地域の方から「狸にまつわる伝説」を聞いたり、地域を探検して良いところを探したりした。学習の成果は、壁新聞、ペープサート、紙芝居などにまとめて、友達や下級生に発表した。また、１年生や２年生は生活科の時間に、周りの友達や町の人と仲良くなるために、町探検をしたり、保育園の友達と交流したり、地域の方とスポーツで交流したりした。

②防災に関する学習「みんな知り合い！みんな笑顔！助け合いでつくる安心タウン金子！」（５年生）

５年生は、災害があっても助け合いができる平和で安心できる町、ごみのないきれいな町、小さい子から高齢者までみんなで遊べる楽しい町にしたいという思いを持って、地域の方と軽スポーツで交流したり、防災センターを見学して「自助」で命を守るために何をすればよいか考えたりした。また、自分たちで避難所を作って避難生活を体験し、防災マップやポスターを作成して、「安心タウン金子」を作るために、自分たちにできることを下級生に伝えた。

③福祉に関する学習「笑顔いっぱい　住みよい町にするために～つながる　助け合う　安心安全な笑顔いっぱいの金子の町～」（４年生）

４年生は、高齢者の方と交流したり、体の不自由な方と交流したりして、金子の町の人とつながるために一人一人がどんなことに気を付け、何をすればよいかを考えた。

④平和学習「笑顔満開の平和な未来へつなげよう！～みんなが主役の金子の町～」（６年生）

６年生は、広島への修学旅行で体験したことを基に「平和」について考え、金子の町が未来も笑顔であり続けるためにできることを金子小学校の友達や地域に発信した。

来年度の活動計画

１年生「えがおいっぱい　友だちいっぱい」

・学校探検等を通して金子小に慣れ、２年生児童や教員と触れ合う。

・保育園の友達と様々な活動でつながり、笑顔、友達をいっぱいにする。

２年生「えがおいっぱい　町と友だち」

・金子校区を探検して、「金子のきらり」を見付け、自分も周りの人も笑顔になるためにできることを考えて実行する。

３年生「え顔いっぱい　じまんのふるさと」

・ふるさと金子の自慢を探すために、文化や昔話等に触れ、みんなにふるさとを好きになってもらうためにできることを考えて実行する。

４年生「笑顔を守る　安心・安全の町に」

・「みんなが安心して生活できる町」という視点から、防災について考える。

５年生「笑顔いっぱい！住みよい町に」

・誰もが笑顔いっぱいの住みよい町にするために、自分たちにできることを考えて、地域に発信する。

６年生「未来につなげよう！金子愛顔の町～生き方のカギを見付けよう～」

・自分や金子小、金子の町が未来も笑顔であり続けるためにできることを考えて、金子小の友達や地域に発信する。