| 所在地 | 〒920-1155 石川県 金沢市 田上本町4-28 |
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| 電話番号 | 076-255-6478 |
| ホームページ | https://kanazawa.schoolweb.ne.jp/1710062 |
| 加盟年 | 2025 |
2025年度活動報告
海洋, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 健康, 食育
本年度、本校では郷土・金沢の伝統を学び、未来と世界を志向することを意識し、ユネスコスクールとしての活動を推進しました。金沢独自の豊かな伝統文化を次世代へ継承し、さらにその価値を世界へ発信できる「郷土愛と国際感覚を兼ね備えた児童」の育成を重点に取り組みました。本年度は、発達段階に応じた体験学習を軸に、以下の活動を展開しました。
【3年:地元の食文化への理解】 金沢の代表的な文化である「和菓子」に着目し、上生菓子・練り切りの製作体験を行いま した。職人の技に触れることで、地域の伝統産業の奥深さと、五感で楽しむ日本の美意識を学びました。
【4年:伝統芸能の継承】 金沢に深く根付く「能楽」の学習に取り組みました。プロの指導のもと、独特の所作や謡を学び、その成果を校内で発表しました。伝統芸能が持つ様式美と、それを守り続けることの意義を肌で感じる機会となりました。
【5年:自然共生と食農教育】 地域の方々の協力を得て、伝統的な手法による田植えと稲刈りを体験しました。手作業の苦労と収穫の喜びを知ることで、自然の恵みへの感謝と、持続可能な農業の重要性について理解を深めました。
【6年:国際理解と発信力の育成】 金沢21世紀美術館にて、海外からの観光客に向けたボランティア・ガイドを実施しました。これまで学んできた金沢の魅力を英語で伝える挑戦を通じ、異文化コミュニケーションの難しさと、自分たちの文化が世界に認められる喜びを実感しました。
低学年から高学年にかけて、地域から世界へと視野を広げる段階的なカリキュラムにより、児童には「金沢の一員としての誇り」と「多様性を尊重する姿勢」が確実に育っています。特に6年生の活動では、自分たちの学びが社会に役立つという自己有用感の高まりが見られました。 今後の課題は、これらの体験を単発で終わらせず、SDGs(持続可能な開発目標)の視点と結びつけた深い探究学習へと進化させていくことです。
来年度の活動計画
本校の教育目標である「あたたかな関わりの中で、豊かに学び、未来を志向する子」の育成を目指し、今年度の成果を基盤としたESD(持続可能な開発のための教育)を推進します。地域の人・文化・自然との「あたたかな関わり」を軸に、金沢の伝統を深く学ぶ体験活動を継続し、持続可能な未来を自ら描き出す力を養います。主な活動予定は以下の通りです。
3年(食文化): 和菓子職人との交流を通じ、上生・練り切り製作から伝統の心を学びます。
4年(伝統芸能): 能楽の稽古と発表を通じ、表現の喜びと継承の尊さを豊かに学びます。
5年(自然・勤労): 地域の方と共に行う田植え・稲刈り体験を通じ、食と環境、未来への志向を高めます。
6年(国際・発信):金沢 21世紀美術館でのガイド活動を通じ、世界の人々と関わり、金沢の魅力を未来へつなぎます。
各活動において「対話」を重視し、多様な価値観に触れることで、未来の担い手としての資質を育みます。
