2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 持続可能な生産と消費, 食育

「上北谷に学び、上北谷でつながり、上北谷の未来を創る」をテーマに上北谷への愛着や誇りを育み、上北谷の未来を切り拓く人材を育てるために、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、進んで地域の人・もの・ことと関わって課題を追求し、自分の生き方につなげていく力の育成を目指している。
◆取組内容
(ア)環境に関わる活動
【企業との連携による環境保全活動】
・地元企業と連携し、水をきれいにする過程について3,4年生が出前授業を実施し、川の水の環境保全について学び、きれいな河川にしたいという意識を深めた。また、12月から鮭の稚魚を育て、3月に地元の稚児清水川に放流する。
【地域住民との連携による循環型農園活動】
・地域の方で結成するチーム農援隊の方と、稲藁、花壇の枯れた花、牛糞、米ぬかを一緒に積み上げて、堆肥作りに取り組んだ。2年間寝かせてできた上質の堆肥を学校田、畑、花壇にまき、資源を無駄なく活用している。
【児童と職員の連携による節電、節水等のエコ活動】
・児童会が中心となり、エコキャップの回収、節電、節水を呼びかけている。エコキャップは資源の活用だけでなくワクチン支援に役立つことを学習し、送付した。また、EM菌の投入によるプール清掃などを実施し環境保全への学びも深めた。
(イ)世界遺産や地域遺産等に関わる活動
・ふるさとを愛する子どもたちの育成を目指して、郷土の詩人「矢沢 宰」についての学習や、上北谷地区にある文化遺産について調べてマップやガイドブックを作成する等の学習をしている。毎年、全校で「詩集」を作成している。

来年度の活動計画

児童数、職員数の減少を考慮し、見直しをしながら、今年度の活動を踏襲していく。

【環境保全活動】
・鮭の稚魚の放流、お花いっぱい運動、水やごみについて考える学習、EM菌についての学習など
【地域住民との連携による循環型農園活動】
・堆肥作り、堆肥まき、稲作活動、お花いっぱい運動など地域の方と連携した上北谷地区での食育と地域活性活動
【節電・節水などのエコ活動】
・児童会活動(エコキャップ集め、書き損じはがき回収、節電などの呼びかけ)
【健康・福祉に関わる活動】
・認知症サポーター養成講座など
【ふるさとの「ひと・こと・もの」について調べる学習】
・ふるさとの詩人「矢沢宰」に関する学習、地域遺産に関わる学習など