2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, エネルギー, 環境, 平和, 人権, 貧困, ジオパーク

本校では、「自ら対象に関わり、仲間と高め合いながら、意味や価値を追求する活動を通して、自立に向かう子」を学校教育目標に掲げている。そのために、・主体的思考をする・共感的感情を持つ・創造的行動をとる をプロセスとし、そして、キーワードに「『なりたい自分』を夢みていますか」を掲げている。
 委員会活動のひとつとして、ユネスコ委員会を設置し、ESDの推進し、中心として活動していくことを目標にしている。子どもたちが、自分たちで計画をし、主体的活動し、仲間と協力する中で、創造的に活動していくようにしている。

①テトラパック活動について
 「考えよう地球のことテトラパック活動」に取り組みました。各家庭や給食室から出るテトラパックを回収・洗浄・天日干しを行い、リサイクル活動を行いました。全校児童に声かけし、活動を見える化することで、地球の保全につながる活動を知ってもらいました。
積み上げられた段ボールから、学校全体で取り組んだ力が感じられました。

②ひょうたん池の整備
この池は、鳥が水浴び来たり、赤とんぼが卵を産んだり、鎌倉のメダカが泳いでいたり、いつも「自然があふれ、ふれあえる場所」として学校みんなに親しまれています。2年前と1年前に、先輩たちが、汚かった池を、ヘドロを取り除き、土を入れ替え、きれいな池を取り戻してくれました。その環境を維持するために、ゴミ拾いをしたり、みんなが触れ合いやすいように雑草抜きをしたりしました。いまは氷がはる日があるので、みんなが氷であそんで、環境に影響がないように、そっと観察するようにということを呼びかけています。
③ペットボトルキャップ回収
 回収BOXを設置し、呼びかけをしています。集まったものは、業者の人に回収してもらい、リサイクルでお金にして、それを募金しています。
④古着回収
 今年度はじめて挑戦しました。ユニクロの人に服が持っているチカラや洋服を必要としている「難民」という人たちがいることを知りました。私たちは、朝会で洋服の寄付を呼びかけました。二週間で1000着以上の洋服が集まったので、それを送りました。のちにベネゼエラの難民キャンプに送られたことを知りました。子ども服の需要は高いと知ったので、また協力したいです。

来年度の活動計画

古着回収は、来年度もやることが決まった。回収方法や分別方法に改善の余地がありそうなので、来年度のメンバーでどうしていくかを話し合っていく。
 ひょうたん池についての活動で課題が多く出たので、もっと生き物について知ってもらう、池に興味をもつ人をもっと増やすためにはどうしたらいいかを考えていく。
 他のテトラパック、ペットボトルキャップ回収も継続して行っていく。