2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, エネルギー, 環境, 平和, 人権, 持続可能な生産と消費

本校では、「自ら対象に関わり、仲間と高め合いながら、意味や価値を追求する活動を通して、自立に向かう子」を学校教育目標に掲げています。そのために、・主体的思考をする・共感的感情を持つ・創造的行動をとる をプロセスとして、キーワード「『なりたい自分』を夢みていますか」を掲げています。
 委員会活動(ユネスコ委員会)を中心に、ESDの推進活動をしていくことを目標にしています。子どもたちが、自分たちで計画をして、主体的に取り組んだり、仲間と協力したりする中で、創造的に活動に発展していくことをめざしています。

①テトラパック活動について
 例年通り、「考えよう地球のことテトラパック活動」に取り組みました各家庭や給食室から出るテトラパックを回収・洗浄・天日干しを行い、リサイクル活動を行いました。全校児童に声かけし、活動を見える化することで、地球の保全につながる活動を知ってもらいました。

②ひょうたん池の整備
 この池は、鳥が水浴び来たり、赤とんぼが卵を産んだり、鎌倉のメダカが泳いでいたり、いつも「自然があふれ、ふれあえる場所」として学校みんなに親しまれています。過去には、手入れが行き届かず、汚れてしまいました。池のヘドロを取り除き、土を入れ替え、きれいな池を取り戻しました。その環境を維持するために、ゴミ拾いをしたり、みんなが触れ合いやすいように雑草抜きをしたり、木陰ができるように剪定したりしました。いまは氷がはる日があるので、みんなが氷であそんで、環境に影響がないように、そっと観察するようにということを呼びかけています。

③ペットボトルキャップ回収
 回収BOXを設置し、呼びかけをしています。集まったものは、業者の人に回収してもらい、ワクチンとして寄付されています。

④古着回収
 今年で2年目の活動です。ユニクロの人を通して、服が持っているチカラや洋服を必要としている「難民」という人たちがいることを知りました。私たちは、朝会で洋服の寄付を呼びかけました。約1か月の活動で、大きな段ボール11箱分の古着が集まりました。のちに難民キャンプに送られたことを知りました。子ども服の需要は高いと知ったので、今後も活動の一環として取り組んでいきたいと考えています。

来年度の活動計画

 2020年度では、ひょうたん池のビオトープづくりを進めていく予定です。生き物がより過ごしやすいように、多様な生き物が集まるように環境を整えていきたいと考えています。
 また、これまで取り組んできた活動の継続をめざすとともに、取り組み方や方向性について、子どもたちと考えていきたいと考えています。