2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

国際理解, その他の関連分野

本校は、普通科の公立、男女共学の高等学校である。「開拓者精神(創造・挑戦・協同)を校訓とし、高い知性、豊かな情操、健康な心身とたくましく生きる力を持った人間を育成することを目標としている。

ESDを確かな学力をはぐくむ機会と捉え、ESDの実践を通して社会への興味関心やコミュニケーションの力の育成を目標とした。

具体的には、国際交流や地域交流のためのコミュニケーション能力の育成、世界や社会の問題に対する関心と知識の育成を柱に、①国際交流に係わる活動、②地域交流に係わる活動、③教育と貧困に係わる学習を行った。

①  国際交流に係わる活動

◇ケンモア高校との姉妹校交流:

オーストラリア、ブリスベンにある姉妹校、ケンモア高校との交流事業は、今年で33回目となった。1年おきに、15名ほどの生徒たちが1週間、ホームスティし、お互いの高校で授業を受ける。今年度はケンモア高校から7名の生徒が訪問した。

◇セリトス市高校生の短期滞在受入:

各務原市の姉妹都市である、米国のセリトス市から、毎年短期滞在する高校生を受け入れている。ホームスティ先のバディと共に3日間、本校で授業を受けている。

②   地域交流に係わる活動

◇各務原市内寺子屋事業:

本校生徒が各務原市の「寺子屋事業」に参加し、市内の小学に英語を教える活動を行った。今年度は1回の開催であった。

◇リスペクトクラブ:

サッカー部は 週1回、学校付近のフットサル場にて地域の小学生と、ラグビー部も、週1回、本校のグラウンドにて、地域の小学生と、ともにスポーツを行う交流を続けている。

③   教育と貧困に係わる学習

◇「服のチカラ」:

地元のGUにご協力をいただき、「服のチカラ」活動を初めて行った。6月に企業の方に講演をしていただき、アフリカの現状と活動の意義を学び、生徒会を中心にポスターなどで呼びかけ、6月末の文化祭、7月の保護者懇談会、9月の学校・地域をキレイにする日の活動日を中心に子供服を集めた。

来年度の活動計画

・「世界一大きな授業」参加(2年生総合学習)。

・「服のチカラ」継続。

・ケンモア高校訪問、セリトス市高校生受け入れ。

・地域交流の継続。

・普通科単独校への学科改変に伴う、今後の地域交流、大学連携の方針検討。

・県内ユネスコスクール、日本ユネスコ協会岐阜支部との連携模索。