2018年度活動報告
本年度の活動内容
環境, 福祉, 健康
１学年
○ サツマイモを育てよう
学級園に植えたサツマイモの世話をしたり、生長の様子を観察したりした。収穫後は、スイートポテトをつくり、お世話になった人たちに贈った。
○ 昔からの遊びをしよう
地域の方や祖父母の方をゲストティーチャーとしてお招きし、昔遊びを体験した。遊びを教えていただきながら、自然とコミュニケーションがはかれた。
２学年
○ 開成学区を探検しよう
校外に出て学区の施設や自然などを調べた。見つけたことをカードにかき、マップづくりにつなげた。公民館館長さんや郵便局の局長さんとの交流もできた。
○ 野菜を育てよう
学級園で夏野菜を育てた。自分が育てたい野菜を選んで植えたので、子どもたちは、非常に大切に育て野菜の生長の様子を楽しんだ。また、冬野菜にも挑戦した。収穫した野菜は、給食の食材として使っていただき、全校で食べてもらえたという充実感を得た。
第３学年
○開成学区の様子や自然を調べよう
学区探検をし、地域の田畑の様子や港の様子を調べた。地元で盛んなイチゴ農家の見学も行った。
○ 大豆を育てよう・ジャガイモを育てよう
学級園で大豆作りに挑戦した。収穫した大豆は、石臼を使ってきなこをつくった。
○ 昔の道具と人々の暮らしを調べたり体験したりしよう
地域の方（ボランティアティーチャー）や保護者の協力の下、七輪体験を行う。昔の道具に触れるだけでなく、昔の生活について地域の方に教えていただきながら、交流を深める。近隣の歴史資料館へ見学に行き、干拓して農地となった学区のことを学習した。
第４学年
○ みんなが暮らしやすい開成学区にするための工夫を調べよう
ごみ収集車を実際に見たり話を聞いたりして、ごみの分別などについて調べた。
○ わら細工をつくろう
学区の田んぼで育てた稲わらを使い、地域のボランティアティーチャーに教えてもらいながらおかざりづくりをした。おかざりの意味についても話を聞くことができた。
第５学年
○ 「発見! 開成の輝く米」
社会科の学習と関連づけながら、米作りについて学んだ。地域のボランティアティーチャーから、田の役割、米の種類や特徴、米作りで大切なことなどについて話を聞いた。
ボランティアティーチャーの所へ行って、籾まきを実際に見学させてもらった。質問に答えてもらったり、実際の土を触らせてもらったりした。何枚かパレットをもらい、学校で苗を育てる活動につなげた。
7月、ボランティアティーチャーや保護者の方と、学校田で田植え体験。11月には稲刈り体験。田植えや稲刈りを通して、昔の農法の大変さや、家族、地域の人々と協力しながら仕事をしたことに気付くことができた。また、農業機械が発達した理由についても考えたり調べたりすることにつながった。
第６学年
○ 郷土の歴史について調べよう
総合的な学習の時間において、岡山県や岡山市の歴史について調べた。
○ 外国の生活・文化・問題などについて、日本と比べよう
各自テーマを決めて、外国の生活・文化・問題などについて調べた。さらに、自分たちの周りや日本と比較して考えた。
全学年（全校児童、保護者、地域の方）
○ 収穫した餅米を使って、もちつき大会をしよう
地域の方やPTAの方々に協力していただき、もちつき大会を実施した。地域の方が、杵の使い方や餅の丸め方を教えて下さり、全児童が地域の方と触れ合いながら楽しく体験をした。特に４～6年生は、何回も餅をつき、上手な手つきになった。地域の方々とかけ声を合わせ餅をついた。
来年度の活動計画
地域の方々が開拓し守ってきたこの開成を、持続発展可能な地域としていくためには、開成のことをよく知り、地域を愛する人を育てることが大切である。そのためにも、教科や総合的な学習の時間の目標や学習内容を、多様性・相互性・有限性・責任性・連帯性・公平性のESDの6つの視点から見直し、教科・領域をマネジメントしていく。学びを、自分やクラスの中だけで紹介するのではなく、外部への発信を、さらに進めていきたい。