2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 世界遺産・地域の文化財等

① 伝統文化に係わる教育
 総合的な学習の時間「千松タイム」を中心に実施。地域の自然環境や文化財の見学を通して、地域から学ぼうとする郷土への心情や愛着心を育むことをねらいとした。6月には、全校児童が縦割り班で地域を巡り、6年生が中心となって、下級生に地域のよさをわかりやすく伝える活動を行った。本年度は、彦根城周辺の見どころを紹介した。今年も地域から40名を超えるボランティアの協力を得ることができ、子どもたちの安全の見守りとともに、昔の彦根の町並みについてお話をうかがうこともでき、ふるさとのよさを知る機会となった。

② 国際交流に係わる活動
 3年生の総合的な学習の時間「城北たんけん~このまち大すき~」では、校区にあるミシガン州立大学連合(JCMU)を町の自慢に取り上げ、交流活動を行った。自己紹介やあらかじめ準備していたクイズなどを楽しんだ。5年生では、「世界へ発信」するという観点で、彦根市や城北学区のことを調べてまとめたことを、JCMUの学生の方々を招いて発表した。これらの学習を通して、子どもたちはJCMUを身近に感じるとともに、英語でコミュニケーションができる愉しさにふれ、「もっと英語を勉強したい」「ミシガンのことをもっと知りたい」という思いをもった。本校では、例年2学期に、オーストラリアのブラックウッド小学校との交流を行っているが、本年度は時期の調整が難しく、3学期に実施を予定している。

来年度の活動計画

・6年生が5月の修学体験学習で、奈良市立飛鳥小学校の児童と、奈良公園内で歴史学習を通した交流活動を行い、互いに歴史遺産とまちづくりについてコミュニケーションを図る。
・6月に、「ふるさと歴史探訪」を行い、全校児童が縦割り班に分かれ、校内にある歴史遺産をめぐり、ふるさとのよさを知る。次年度は、琵琶湖方面の松原や回転橋、干拓事業について学びを深める。
・夏休みを利用して、職員の研修を行う。
・10月~3月にかけて、オーストラリアのブラックウッド小学校の5、6年生と英語を通じて交流を行い、互いの文化について知ったり、コミュニケーションを図ったりする。