2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 福祉, 持続可能な生産と消費, ジオパーク

本校は「広く伊豆全域をフィールドとしてとらえ、体験的・実践的な学習を通して、地域社会の産業・文化・歴史を理解し、地域社会の発展に貢献できる人材を育成する」ことをテーマに活動した。

①地域社会に関わる学習【伊豆市と観光・防災・福祉/修善寺大掃除など】

・1年生は、「産業社会と人間」で学校所在地の伊豆市役所や静岡大学未来社会デザイン機構東部サテライトの学生・教員とも連携し、「伊豆市と〇〇」として観光・防災・福祉の3テーマに分かれて探究学習を行い、高校生としてできる解決策を考えた。

・2年生は、「総合的な探究の時間」で「企業インタビュー」を行い、地元に密着し地域経済に貢献している企業について学んだ。

・3年生は、「総合的な探究の時間」でSDGs推進のための60秒動画の作成を行った。また、地域連携学習を行い、学校祭文化の部などで発表を行った。

・昨年度通算100回を達成し、今年度11年目を迎えた地域清掃活動「修善寺大掃除」では、生徒や地域住民のべ200名以上が参加した。生徒会を主体に毎月実施し、チラシやSNSでの情報発信も活発に行っている。

②環境・持続可能な生産と消費に係わる活動【授業や部活動での取り組み】

・1、2年生はそれぞれSDGs17の目標に関連する国内31の諸課題から選択して探究し、ポスターセッションやパワーポイントなどで発表した。

③ジオパーク学習【「総合的な探究の時間」、LHRなどを中心とした取り組み】

・1,2年生は「産業社会と人間」「総合的な探究の時間」において、「伊豆半島ジオパーク」について個別のテーマに分かれて探究学習を行った。

・1,2年生は2月1日、LHRで高大連携講座の一環として静岡大学・小山眞人教授による「伊豆半島ジオパーク」に関する講演会を行う予定である。また、2月14日には本校近隣のジオスポットを見学する「ジオツアー」を実施の予定である。

来年度の活動計画

コロナ禍が続く中ではあったが、今年度も引き続き伊豆市役所、地元商店街、大学等外部の団体の支援を受けることができた。今後もこれら地域・外部との連携を大切にし、生徒の成長に資する教育活動を展開していきたいと考えている。さらに、Society5.0やDX(デジタルトランスフォーメーション)による働き方改革等を地域社会の活性化材料として受け入れ、地域社会へ参画・貢献できる生徒の育成を目指したい。