2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

海洋, 減災・防災, 環境, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育

本校は学校教育目標を「未来を切り拓く 心豊かな生徒の育成」とし、副題に「持続可能な社会の担い手を育む」を加えている。この目標を具現化するためにSDGsの理解・普及、地域社会への貢献、地球規模の課題解決への取り組みなどを教育計画に位置づけて推進している。

 

○SDGs調査・報告活動(1年生:総合的な学習の時間)

1学期から夏休みにかけて、SDGsについての調査・報告活動を行った。ガイダンスにおいて全世界の現状や課題をつかみ、SDGsの意味や必要性について理解を深めた。その後、個人やグループで17の目標について調べ学習をしたり、様々な職業の方に来校していただいて実践しているSDGsの話を聞いたりした。調査後には報告を新聞形式にまとめ報告会を行った。

 

○SDGsアクション(3年生:総合的な学習の時間)

2学期に、SDGsについて調査するとともに自分たちにできることを考え、実際に行動するアクションを行った。グループで市役所や公共施設、地元の企業などを訪問して地域の課題を調査したり、海岸周辺や公園の清掃活動を行ったりした。その上でSDGs17の目標に照らして、課題解決のために自分たちにできることを考えた。その後、ポスターを作成して広報したり、保育園を訪問して学んだことを伝えたりするなどの活動を行った。

 

○「服のチカラ」プロジェクト(全校)

ファーストリテイリングがUNHCR( 国連難民高等弁務官事務所) とともに取り組んでいる「『服のチカラ』プロジェクト」に全校で取り組んだ。6月に講師を招聘し、全校生徒を対象として、企業としての取り組み内容や服のリサイクルの意義、実際の取り組み方法について講義をしていただいた。その後、11月までの間に生徒が服を回収し、指定の倉庫に発送する活動を行った。年度末には「ESD集会」を開き活動を報告する予定である。

来年度の活動計画

2023(令和5)年度は、2022(令和4)年度の活動を継続・発展させていきたいと考えている。具体的には、校内の活動を充実させることに加えて校外への発信や共同しての活動に広げられたらと考えている。

①コミュニティ・スクールとしての活動の中で本校の活動を広報するなどして、学校内の活動だけでなく地域を巻き込んだ活動に広めて行くこと。

②中学校区の小学生を対象として、SDGsの考え方や必要性を広報するような活動を考えていくこと。

など