• いわたしりつりゅうようちゅうがっこう
  • 磐田市立竜洋中学校〔キャンディデート校〕

  • Iwata Municipal Ryuyo Junior High School
  • 種別, 地区
  • 主な活動分野海洋, 減災・防災, 環境, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育

所在地 〒438-0231 磐田市豊岡4473-8
電話番号 0538-66-2324
ホームページ https://ryuyo-j.city-iwata.ed.jp/
加盟年 -

2023年度活動報告

活動分野

海洋, 減災・防災, 環境, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育

本校は学校教育目標を「未来を切り拓く 心豊かな生徒の育成」とし、副題に「持続可能な社会の担い手を育む」を加えている。この目標を具現化するためにSDGsの理解・普及、地域社会への貢献、地球規模の課題解決への取組などを教育計画に位置づけて推進している。

○SDGs調査・報告活動(1年生:総合的な学習の時間)

1学期から夏休みにかけて、SDGsについての調査・報告活動を行った。ガイダンスにおいて全世界の現状や課題をつかみ、SDGsの意味や必要性について理解を深めた。その後、個人やグループで17の目標について調べ学習を行ったり、静岡県地球温暖化防止活動推進センターの方に来校いただいてセンターが実践しているSDGsのお話を聞いたりした。調査後にはグループごとに考えたエシカル商品についての発表会を行った。

○SDGsアクション(3年生:総合的な学習の時間)

2学期に、SDGsについて調査するとともに、自分たちにできることを考え、実際に行動するアクションを行った。市役所や公共施設、地元企業の方に来校いただいて地域の課題についての説明を聞いたり、海岸周辺や公園の清掃活動を行ったりするなど、グループでのアクションを行った。そのうえでSDGsの17の目標に照らして、課題解決のために自分たちにできることを考えた。その後、2年生に対して自分たちが学んだことを伝え、共に考える交流活動を行った。

○「服のチカラ」プロジェクト(全校)

ファーストリテイリングがUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とともに取り組んでいる「『服のチカラ』プロジェクト」に全校で取り組んだ。6月に講師を招聘して、全校生徒を対象とした講義を行った。その中で企業としての取り組み内容や服のリサイクルの意義、実際の取組方法などについての説明を受けた。その後、自校だけでなく近隣の小学校にも協力を呼びかけ、服の回収を行った。回収後は指定の倉庫に発送する活動を行った。年度末には「ESD集会」を開いて活動を報告する予定である。

○能登半島地震に対する募金活動(全校)

生徒会(福祉掲示委員会)の発案で、能登半島地震の被災地に対する募金活動を行った。生徒会本部役員や福祉掲示委員の生徒が、生徒昇降口前に立って、登校する生徒に対して募金を呼び掛けた。委員の呼び掛けに対して多くの生徒が賛同し、多額の募金を集めることができた。今後は静岡県を通じて被災地に寄付を行う予定である。

来年度の活動計画

2024(令和6)年度は、2023(令和5)年度の活動を継続させながら、発展させる手立てを考えていきたい。具体的には各学年の活動を充実させながら、学年を超えた活動や、保護者、地域、小学生などを巻き込んだ活動に発展させていけたらと考えている。

○2023(令和5)年度には、3年生がSDGsアクションで学んだことを2年生に伝えながら交流する活動を取り入れ、2年生の意識が高まった。今後は、3年生の活動を下級生や小学生に広める手立てなどを考えていきたい。

○コミュニティ・スクールの活動の中で、学校内の活動で終わるのではなく、地域を巻き込んだ活動に広めていく手立てを考えていきたい。

過去の活動報告