2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

気候変動, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 食育, エコパーク

 

 

【タケノコ掘り】             【ビオトープ観察】            【和食文化 授業】

当校は、「持続可能な社会の担い手となる児童の育成」を活動テーマとして、ユネスコスクールが重点的に取り組むが3つの分野を通して、課題を解決するために必要な実践的な能力・態度、他者と協力する力、コミュニケーションを行う力を育てることを目的とした。 学区域内に12.4haの敷地に雑木林を取り囲むように建物が並び、緑豊かなマンション群がある。保全活動として「地球温暖化・ヒートアイランド防止」、「生物多様性・生きもの共生」「緑のコミュニティ・環境学習と緑の普及啓発」「美しい都市林づくり」などの活動がなされている。「地域に開かれた教育課程」の実現に向けて、学校、家庭、地域が共有して健全共同社会づくりを進めている。                具体的には、 緑豊かな環境を生かし、地域の人材ボランティアを活用した環境教育を柱にして、1 自然体験活動 2 竹・藁を使用した体験活動  3 ボランティア方たちへの感謝会 4 昔遊び(お正月遊び)5 ビオトープを通しての活動                        1 豊かな自然環境を取り入れた自然体験学習(SDGs15・13・11)                              ○学校敷地内にある竹林を生かした学習やしいたけ栽培学習の活動を通して年間を通した自然の再生サイクルを学ぶとともに環境を守る意識や態度を育てている。                                                       2 竹・藁を使用した体験活動 (SDGs15・12)                                      ○竹や木の枝などを使ってやじろべえ竹細工【鉛筆立て等】・箸をつくったりする活動や学校の田んぼでの米づくりの後の藁綯いを通して持続可能なライフスタイルを学ぶ機会としている。                                           3 ボランティアの方たちへの感謝の会 (SDGs15・11)                                  ○各学年の自然体験活動でお世話になった地域ポランティアの方々に2年生が学校を代表して感謝の会を行っている。                           4 昔遊び(お正月遊び) (SDGs15・12)                                        ○1年生は地域ボランティアの方々と一緒に竹で作ったおもちゃ(竹とんぼ・竹馬)等で昔遊び(お正月遊び)を行っている。                       5 ビオトープを通しての活動 (SDGs13・14・15)                                   ○ビオトープを通して生態系について年間を通して観察活動を行っている。                               和食文化をテーマにモデル授業を実施した。                                          ○日本と板橋の行事食や伝統野菜を知り、食文化を大切しようとする意欲をもたせる授業を行った。実際に普段食べている学校給食の献立を活用し、日本の季節や祝い事にあわせた食事を紹介した。

 

 

 

 

来年度の活動計画

本校の緑豊かな環境を生かし、ESDおよびSDGsの視点を踏まえた自然体験活動を軸にした環境教育を地域の人材ボランティアを活用し、協働・対話による「課題発見・解決学習」をすすめる。                                         また、ユネスコの無形文化財に登録されている和食について「和食文化をテーマにした授業」を継続して行う。                               さらに、タイの小学校とのオンラインでの国際交流を実施し、持続可能な社会の担い手を育成する。