2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 環境, 持続可能な生産と消費

校は、「人間性に富み,創造性豊かな実践力のある研究開発型技術者育成のための高等教育機関」を基本理念として、以下の取り組みを実施した 

1.学生の学会・コンテスト参加など自主活動 

  • 「第46回石川県デザイン展」学生部門で7作品が入賞 

 石川県デザイン展開催委員会が主催する「第46回石川県デザイン展」に,建築学科の学生が出展し,学生部門の第1部(大学,短大,専門学校)では,銀賞1作品,銅賞1作品および奨励賞1点,第2部(高等学校)では,銀賞1作品,銅賞1作品,奨励賞2作品を受賞しました。 

  • 日本知能情報ファジィ学会・北信越支部シンポジウムで奨励賞を受賞 

11月17日(日)に福井工業大学で開催された日本知能情報ファジィ学会・北信越支部シンポジウムにおいて,専攻科(電子機械工学専攻)2年生・伊藤さんの「CycleGANを用いたイラストの顔領域の自動着色」の発表が,奨励賞に選ばれました。 

奨励賞は,全学生発表(15件)のうち2件に授与されました。​ 

  • 「いしかわジュニアアートステージ2019」にロボット研究部が参加 

12月15日(日),石川県立音楽堂で開催された”いしかわジュニアアートステージ2019″にロボット研究部が参加しました。このイベントでは文化・芸術分野で活躍する県内の小中高生による作品展示や体験イベント,また実演パフォーマンスの発表会が行われました。 

ロボット研究部は,今年度の高専ロボットコンテストに出場したロボットを持ち込み,手動ロボットで虹に見立てた七色のTシャツを物干しスタンドにかけた後,自動ロボットでもバスタオルを2枚かけるパフォーマンスを披露し,観客を楽しませました。また,ミニロボによる操縦体験イベントも実施し,小さなお子さんから大人の方まで,製作したロボットに触れてもらい,ロボット研究部の活動を知ってもらう良い機会になりました。 

  • 第16回全国高専デザコン2019の3部門で受賞しました! 

12月7日(土),8日(日)の日程で,第16回「全国高等専門学校デザインコンペティション 2019 in 東京」(通称デザコン)が,大田区産業プラザPIOにおいて開催されました。 

全5部門からなる大会で,石川高専からは厳しい予選審査を通過し,空間デザイン部門,創造デザイン部門,構造デザイン部門,プレデザコン部門の4部門で6作品+3作品が参加しました。 

2日間にわたるプレゼンや,ポスターセッションおよび競技の結果,空間デザイン部門においては「多様面が囲う宿:タヨウカオガカコウヤド」が優秀賞を受賞,創造デザイン部門においても「公「民宿」館 -長町における高齢者のネットワーク支援-」が優秀賞を受賞しました。また,構造デザイン部門では「双舞:ソウブ」が日刊工業新聞社賞を受賞しました。 

  • 全国高専英語プレコンで特別賞受賞 

第13回全国高等専門学校英語プレゼンテーションコンテストが1月25日(土)、26日(日)に国立オリンピック記念青少年総合センター(東京)で開催されました。 電子情報工学科5年の河合さん、環境都市工学科4年の山邉さん、環境都市工学科3年の瀧川さんからなる本校学生チームは、チーム部門でプレゼンテーション(タイトル “Extraordinary Experiences and Ordinary Lives: How 

Tourists and Locals Can Coexist in Kanazawa”)を行い、特別賞であるCOCET(全国高等専門学校英語教育学会)賞を受賞しました。 チーム部門は、全国の高専から予選により選ばれた上位10チームが、10分間のプレゼンテーションとその後の審査員との質疑応答を英語で行います。本校チームは、金沢および石川の観光のあり方について内容豊かにプレゼンテーションを行い、その英語表現力とともに高い評価を受けました。 

  • 第9回高専-TUT太陽電池合同シンポジウムで優秀ポスター賞を受賞 

令和元年12月26日(木),27日(金)に,群馬県富岡市の妙義グリーンホテルで開催された「第9回高専-TUT太陽電池合同シンポジウム」において,専攻科(電子機械工学専攻)1年生・松沢さんの研究発表が,優秀ポスター賞を受賞しました。 

  • 2019 年度 REHSE「高校生による環境安全とリスクに関する自主研究活動支援事業」で最優秀賞を受賞 

環境都市工学科1~2年生からなる6名の本校学生チームは,研究テーマ「河北潟干拓地のバイオマス賦存量」で,2019 年度 REHSE「高校生による環境安全とリスクに関する自主研究活動支援事業」で最優秀賞を受賞しました。 

 

3月に東京大学で予定されていた発表会が,コロナ禍により中止となり,審査員らが活動報告書等を基に評価し,このたび受賞が決定しました。 

本校としての参加は5年目に当たり,スーパーサイエンススクール(SSH)に指定された高校のチームと競い合い,これまではなかなか受賞できませんでしたが,学生の意欲的な研究活動により2018年度は優秀賞,2019年度は最優秀賞の受賞となりました。 

  • 2020年度 日本建築学会北陸支部大会で若手優秀プレゼンテーション賞を受賞 

令和2年7月19日(日),新潟大学で開催された日本建築学会北陸支部大会の研究発表において,第15回(2020年度)若手優秀プレゼンテーション賞を,建築学科 研究生の山邉さんが受賞しました。 

この賞は,発表会の開催年度末時点で満30歳以下の者が対象で,受賞者数は審査対象者の20%程度,およそ5倍の倍率の中から選ばれました。 

発表題目:「和室」の発生についての研究5 _「和室」発生の基本条件について 

 

2.国際交流 

  • シンガポールのテマセクポリテクニック 3年生 George Neo Kai Quanさん来訪 

1125日(月),シンガポールのテマセクポリテクニック 3年生 George Neo Kai Quanさんが本校を見学しました。Georgeさんは,教師見習いとして石川県立金沢商業高校に2か月のインターンシップ中であり,電子情報工学科の卒業研究発表を興味深く見学し,質疑応答を通して情報交換しました。​ 

  • 英語部 第76回国際交流会を開催 

第76回国際交流会が2月4日(火)に本校にて実施されました。 

津幡町国際交流員の方をゲストにお迎えし、英語を使ったさまざまな活動で交流を深めました。英語部員を中心に約15名が参加し、最後のフリーディスカッションまで、楽しく和やかに行われました。 

来年度の活動計画

引き続き,学生の学会・コンテスト参加など自主活動を促し,SDGsを達成できる技術者を養成していく。