2018年度活動報告
本年度の活動内容
活動分野
生物多様性, 環境, 減災・防災
持続可能な開発のための教育(ESD)は、私たちとその子孫たちが、この地球で生きていくことを困難にするような問題について考え、立ち向かい、解決するための学びであると捉えています。石狩中学校の「総合的な学習の時間」は、ESDに関連した取組になっている。また、技術・家庭科、美術科、社会科、理科などほとんどの教科で、ESDに関連した取組を行っている。
①環境に係る活動
小学校から続く石狩浜の自然調査を受け、1年生では石狩浜の環境学習を進めている。海洋保護センター等の協力を得て、地域の自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を育成している。ハマナス再生園での活動を行った。3年生で実施している「修学旅行での被災地見学や東北地方での植栽交流」に向けて、2年生では被災地に送る海浜植物の苗づくり学習を実施している。
②防災に係る活動
今年度は北海道から「一日防災学校」の指定を受け実施した。石狩市総務課や防災まちづくり協会等の協力を受け、10月27日に、保護者のみならず地域住民にも声をかけ避難所設営訓練を実施した。その学習に至る前に、1年生では「東日本大震災から学ぶこと」、2年生「石狩市で起こる可能性のある災害と対処法」、3年生「避難所運営ゲーム」を通して防災についての学習を積んだ。
来年度の活動計画
平成31年度については、現在新年度計画を立てているところであるが、基本的には今年度並みの活動を予定している。
なお、防災学習に関しては、平成31年度も北海道からの「一日防災学校」の指定を受ける予定である。