| 所在地 | 〒921-8601 金沢市久安2-270 |
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| 電話番号 | 076-248-1080 |
| ホームページ | https://www.ict-kanazawa.ac.jp/ |
| 加盟年 | - |
2023年度活動報告
文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 持続可能な生産と消費, 食育, ジオパーク, グローバル・シチズンシップ教育（GCED）
（１）本校の教育カリキュラムの中心となっている、「Engineering Design」科目では、学生達に自身の力で問題を発見し解決する能力を養う教育を実施している。特に２年生では、地元の休耕田を活用した農業ビジネスを通じた教育を行っており、地元の獣害による被害を防ぐための問題解決や、地元のブランド品の創出などにも取り組んでいる。また、本プログラムでは、SDGｓについても学びつつ、持続可能な社会の創造を念頭におきながら、身近な問題に着目したオープンエンドな取り組みをグループで行っていることが特徴である。
https://www.ict-kanazawa.ac.jp/journal/25716/
詳細は国際高専白山麓ジャーナル（URLをクリック）をご覧ください。
（２）本校の１年生及び２年生が全寮制で学ぶ白山麓キャンパスの周辺は、少子高齢化が進む限界集落地域であり、地元に根付いたお祭りや伝統文化の継承が一つの問題として存在する。本校は、地元の方々と協力しつつ、日本文化や伝統を学びつつ、若い学生達にその大事な伝統文化を継承する取り組みを行っている。本年は、地元のお祭りに外国人教員と共に参加し、地元のお祭りを盛り上げる取り組みを実施した。
https://www.ict-kanazawa.ac.jp/journal/25226/
詳細は国際高専白山麓ジャーナル（URLをクリック）をご覧ください。
（３）本校では、教員の半数以上が海外出身の外国人教員であり、また北米、欧州、アジア、オセアニアなど、各地域より教員を招聘していることから、多様な文化をキャンパスにいながら学ぶ環境がそろっている。
そのため、各国から来ている教員によるイベントなども行われ、ハロウィンやクリスマスなど、その歴史や背景も学びながら楽しんでいる。
November 28, 2023 ハロウィンイベント – 白山麓ジャーナル｜国際高専：国際高等専門学校 (ict-kanazawa.ac.jp)
来年度の活動計画
来年度は以下の取り組みをさらに充実しつつ、学生達の学びの場を広げていきたいと思っている。
（１）Engineering Design教育の充実と、主に農業ビジネスを通じた地元の問題発見解決を通じた人間力強化を行いつつ、持続可能な社会の創出を目指す取り組みを推進する。
（２）地元とのネットワークを大切にしつつ、伝統文化や多様性についてより深く学ぶ機会の創出を目指す。また本校では多くの外国人教員がいることから、他国の文化を自然に学べる場も多くあることから、今後も国内のみならず国外における伝統文化についても学びつつ、国際理解や多様性について勉強していく。
（３）より国際デーを意識した取り組みも進めていきたい。また、多様な国々から来ている教員から学ぶ多文化協創にも引き続き注力していく。具体的には、本校１年生、２年生は全寮制による教育を実施しており、外国人教員と共に年間を通じた様々なイベントを企画し、多文化を学ぶ取り組みを実施している。来年も引き続き楽しみながら学ぶ環境を教職員及び学生共に創って行く。