2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 海洋, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 平和, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育

本年度は学校目標が変更され、今までの「かしこく、優しく、ねばり強く」から

「命はなまる  かしこく、誇らしく ねばり強く」になった。それに伴い、日々の教育活動の中で、子供達の存在そのものの尊さを教職員みんなで再確認したうえで、子供の自己決定の場を大切にすることを心掛けてきた。このことは、ESDが重視する能力や態度の7つと切り離せない関係にあると考えている。

実践例  第4学年の活動

 

ふるさと探究科の授業においてSDG‘sについて学んだ子供達はその中でも№4の「海の豊かさを守ろう」に大きく興味を示した。昨年の4年生が環境について学び、探究後の具体的な活動として、ビーチクリーン活動を行ったことも影響していると思われる。ビーチクリーン活動の振り返りから自分たちの地域に目を向け、親を巻き込んでのクリーン活動を計画し、さらには地域の人に呼び掛けてクリーン活動を広げようと活動した。

(大きく関連した能力・態度:コミュニケーションを行う力

他者と協力する態度

進んで参加する態度

 

実践例  第5学年の活動

 

今年のふるさと探究科のテーマ及び方向性を決めるクラスの話し合いにおいて、「命」「ふるさと」「日本」をキーワードにウェビング図を作成し、自分たちの興味関心や学習する価値について深堀していった際、行き当たった『米作り』を年間通して行うことになった。田起こしの段階から必要な準備や活動をリストアップし、子供達のチームによって全体の進行を進めた。

(大きく関連した能力・態度:未来を予測して計画した力

多面的・総合的に考える力

他者と協力する態度

つながりを尊重する態度

来年度の活動計画

来年度は、代表委員などを中心に国際デーについてももう少し具体的な取り組みをしていきたい。