2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 人権, 健康

昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、計画していた教育活動に変更や中止を余儀なくされている。そういう状況の中、工夫を凝らして行った教育活動を報告します。本校では「持続可能な社会の実現を目指して、積極的に人、社会、自然とかかわり行動できる力を育む」をESDの目標としている。

【減災・防災】消防署、赤十字奉仕団と連携して地域防災訓練を実施し、地域防災の意識を高め、災害時に地域で主体的に行動できる生徒の育成を目指した。また、特性である、水害に弱い地域の防災についての学習を、消防署防災課の協力で1学年に実施た。

【環境】学期に1回、全校生徒による地域清掃活動を行った。1回目は、ボランティアを募り、2回目はクラスごとの清掃地域を分けて実施した。自分が住む地域の環境を大事にし、豊かな自然を守っていく気持ちを育成した。

【人権】道徳授業地域公開講座を実施した。今年度の学習テーマは「いじめ」とし、保護者や地域の方と意見交換を行った。人権感覚豊かな生徒の育成を、周囲の大人が連携する事で育んでいく事の重要性を確認した。

【健康】12月の2週間、自分の運動習慣に関心を持ち、体力の向上を目指すため、始業前の持久走を行った。自分の体力に応じて内容を決め取り組んだ。参加は任意だが、半数以上が参加し自分の健康や運動習慣に関心を持ち改善していく意識を育成した。

来年度の活動計画

本校のレガシーとして、例年の活動は改善をしつつ継続していく。また、新たな分野、国際理解や平和、福祉などを教育活動に取り込んでいきたい。コロナの影響で数年、地域や外部の方との交流が制限される状況ではあるが、工夫して、進めていきたい。