2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 平和, 人権, 福祉, 健康

本校は、「主体的に活動し、仲間とともに成長する生徒の育成~「この子」がいきる生徒指導~」を研修主題として取り組んでいる。特に、ESDを生徒の主体的な活動と捉え、ESDの実践を通して自主的に活動する力の育成を目標とした。

具体的には、生徒会活動、委員会活動、各学年の総合的な学習を柱に、①環境に係わる活動、②地域に係わる教育、③福祉に係わる学習を行った。

① 環境に係わる活動

生徒会執行部と保健委員会が協力して発信している、「新・本郷版環境ISO~できることからはじめよう~」では、本校生徒をとりまく環境を改善するための心得を作成し、環境保全活動の柱として位置づけて活動している。「お掃除し隊」では、美化委員会が発信源となり、生徒からボランティアを募り、学校内で普段清掃が行き届かない場所を中心に課外時間に清掃活動を行っている。「アクト本郷」では、生徒から発案された、学校・地域をよりよくするための活動の実現を達成するものである。本年度は、「Let’s Smileあいさつ運動」を12月に実施した。昨年度は学校外の活動として、地域の公園清掃を全校生徒によびかけ、自主的なボランティア活動として実施した。

② 地域に係わる教育

「地域ふれあい体験講座」を本郷祭(学校祭)文化の部で行っている。地域の方との交流と文化体験を目的としている。地域の方を講師に招き、多様な文化にふれあう機会を設けている。日本の伝統文化を中心に講座を開設しているが、中にはパティシエなど現代的なものや、お年寄りを中心に親しまれているディスクゴルフなど内容は様々である。

③ 福祉に係わる学習

1年生の総合的な学習では、福祉に関する学習を実施している。車いす体験や高齢者体験、盲人ガイド体験、点字体験などを行う福祉実践教室と、グループごとに福祉施設での活動を行う福祉体験学習を中心に学習を構成している。福祉を学ぶことで、福祉の心を育てるとともに、自分の将来像をみつめ、自身の生き方をみつめ、学校生活に生かしていくことをめざしている。

来年度の活動計画

・新・本郷版ISOの実施(全校生徒)

・「アクト本郷」の実施(生徒会)

・「あいさつ運動」「お掃除し隊」など、委員会発信の活動

・福祉に関する学習(1年生)

・トイレ掃除に学ぶ会(1年生)

・地域ふれあい体験学習(本郷祭文化の部)