2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

本校のユネスコスクールとしてのESD活動は、本校が教育目標に掲げる「高い知性」「豊かな人間性」「健康な心身」「郷土愛と国際性」を実現する上で、重要な役割を果たしている。
5年間の文部科学省「スーパーグローバルハイスクール」事業に続いて、2年前からは「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の3年間の指定を受け、Society 5.0を地域から支える人材の育成に向けて様々な事業を行っている。
そのような中で、本校は、①「国際理解」と②「自国文化理解」に主に焦点を当てるとともに、③「地域課題の解決」、④「郷土」、⑤「共生社会」等を中心とする学習活動に取り組んでいる。
今年度も新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、国内外を問わず外に出ていく活動の多くが中止、または形を変えて行うこととなった。その一方、直接外に出られなくなった反面、オンライン形式で活動に参加する機会が増え、従来は参加できなかったような事業や催しにも、校内や自宅にいながら参加できるようになった。

①「国際理解」に係わる活動の例
・スーパーイングリッシュデー(2回生、7月)…英語漬けの生活やアクティビティーを通じて自己表現力や異文化理解を高める目的で、例年は「イングリッシュキャンプ」の名称で1泊2日で行ってきた。今年度は昨年同様宿泊せずに校舎内外を用いて、8名のALTの協力を得ながら、自分たちのおすすめの物についてのプレゼンテーションや英語を使ったゲーム等を行い、楽しく学習した。
・語学研修(3回生、12月)…福島県ブリティッシュヒルズにて2泊3日の英語漬けの環境の中、高いレベルの英語でのコミュニケーション能力を育んだ。
・ニュージーランド・オンラインプログラム(5回生希望者、9月)…グリーンベイ高校との異文化交流を12名の生徒が参加しオンラインでお互いの理解を深め合った。
・オーストラリア・オンラインプログラム(希望者、2月)…交流校は未定だが希望者を募り実施予定である。
・オーストラリア高校オンライン交流(4,5回生英語、11~1月)…英語表現と英会話の授業の一環として、オーストラリアのアーミデール高校の日本語選択生徒とZOOMによる交流を行った。日本側から「今の日本の流行」というテーマで複数の短いプレゼンテーションを行った後、お互いの国の様子について自由に話し合った。とりわけ日本の食やマンガ、アニメーション文化への興味関心が高く、生徒たちの活発な意見交換が見られた。
・インドネシア留学生との交流(全校、11月~3月)…文部科学省による「アジア高校生架け橋プロジェクト」で来日したインドネシアからの女子生徒が11月下旬より本校に滞在し(当初の来日予定は4月)、本校生徒宅にホームステイしながら、授業や行事等を通して全校生徒と交流した。

②「平和及び防災(国際交流含)」に係わる学習活動の例
・見学旅行(5回生、12月)…例年アメリカとカナダを訪れて、現地の学生との交流や文化紹介、ホームステイ等を行っていたが、今年度も昨年同様実施できない代わりに、長崎を訪れ、平和公園より現地ボランティアガイドの方と被爆遺構(浦上天主堂、永井隆記念館、山里小学校等)を巡り平和の大切さへの理解を深めた。
・AKBイングリッシュデー(後期生希望者、12月)…例年「AKBイングリッシュキャンプ」の名称で2泊3日でニセコを会場として行っていたが、今年度はオンライン(ZOOM)により1日日程で実施し、5名の生徒が参加した。室蘭工業大学の留学生3名を交えて、自然災害や避難に関わる用語について、英語による活発なディスカッションやプレゼンテーション等を行い、防災・減災への理解を深め、表現力やコミュニケーション力を高めた。

③「地域課題の解決」に係わる学習活動の例
・課題探究(4・5回生、通年)…地域課題探究(4回生)、キャリア課題探究(5回生)では、校長を含む全教員によるサポートのもと、個々の生徒が自ら設定した課題について調査や分析、プロジェクト等を行い、成果を発表した。さらに、今年度も課題探究を通して多くの生徒が、2020年に市制50周年記念を迎えた登別市やその他の団体と連携してのイベントやワークショップ等の実施、商品開発、外部の様々なコンテストや、多くの機会で活躍した。中でも世界遺産となった縄文遺跡群にちなんだ「縄文クッキー」の開発においては、地元菓子店の協力により多方面で販売、好評を博した。

④「郷土」に係わる学習活動の例
・地域ウォッチング(1回生、8月~10月)…登別温泉を訪れて、ボランティアガイド会の案内による地獄谷周辺の散策、各事業所でのインタビューや施設見学、入浴体験等を通して、自分たちが住む町の特徴や魅力を調べ、学んだことをまとめ、後日発表した。

⑤「共生社会」に係わる活動の例
・異年齢交流活動(全校、10月)…中高一貫校の特徴を生かし、全校行事である体育祭において、異年齢での交流や協力することの意義を学んだ。
・赤い羽根共同募金(全校、11月)…ユネスコ有志実行委員会が中心となり、11月上旬の約1週間、登校時に玄関ホールで募金活動を行った。
・「世界寺子屋運動」への参加(1月~2月予定)…室蘭ユネスコ協会との連携により、ユネスコ有志実行委員会が全校生徒に呼びかけて書き損じハガキを回収する計画である。
・「東日本大震災子ども支援基金」への協力(全校、7月)…文化祭の際に学校オリジナルTシャツ作成して全校生徒と保護者に販売した。収益金は室蘭ユネスコ協会を通して「東日本大震災子ども支援基金」に寄贈する計画である。
・小学生との語学体験活動(4回生、10月・2月予定)…10月に4回生の生徒が近隣にある幌別西小学校を訪れて、1年生から6年生までの各クラスで英語の授業を行った。昨年度に引き続きコロナ禍での実施のため例年2日間日程であったが、1日実施となった。その後富岸小学校と2月に再び実施できる運びとなった。

⑥その他
・ユネスコ展示(7月)…文化祭で教室2つを使った展示スペースで世界の諸問題に関する展示物を作成・展示した。内容は、本校のユネスコ活動や、「教育」をテーマに世界の現状(女子の教育、食など)について調べたものである。ワークショップも行われ、クイズ形式で参加者と内容を共有し理解を深める機会となった。
・SDGsについての課題探究学習(3回生、12~3月)…SDGsの17の目標の意義について学び、個々の生徒が選んだ課題と解決方法について調査・分析を行い、発表する。
・社会科・理科施設見学(2回生、3月)…例年は、地元に大規模な製鉄関連工業施設が広がる利点を生かし、2回生が施設見学に行くことになっているが、昨年度に引き続き、コロナ感染拡大のため変更し、午前中は校内研修、その後新しくなった室蘭市「えみらん環境科学館」を訪問し、実験やプラネタリウムを体験して科学について学ぶ計画である。

⑤「共生社会」に係わる活動の例
・異年齢交流活動(全校、10月)…中高一貫校の特徴を生かし、全校行事である体育祭において、異年齢での交流や協力することの意義を学んだ。
・赤い羽根共同募金(全校、11月)…ユネスコ有志実行委員会が中心となり、11月上旬の約1週間、登校時に玄関ホールで募金活動を行った。
・「世界寺子屋運動」への参加(1月~2月予定)…室蘭ユネスコ協会との連携により、ユネスコ有志実行委員会が全校生徒に呼びかけて書き損じハガキを回収する計画である。
・「東日本大震災子ども支援基金」への協力(全校、7月)…文化祭の際に学校オリジナルTシャツ作成して全校生徒と保護者に販売した。収益金は室蘭ユネスコ協会を通して「東日本大震災子ども支援基金」に寄贈する計画である。
・小学生との語学体験活動(4回生、10月・2月予定)…10月に4回生の生徒が近隣にある幌別西小学校を訪れて、1年生から6年生までの各クラスで英語の授業を行った。昨年度に引き続きコロナ禍での実施のため例年2日間日程であったが、1日実施となった。その後富岸小学校と2月に再び実施できる運びとなった。

⑥その他
・ユネスコ展示(7月)…文化祭で教室2つを使った展示スペースで世界の諸問題に関する展示物を作成・展示した。内容は、本校のユネスコ活動や、「教育」をテーマに世界の現状(女子の教育、食など)について調べたものである。ワークショップも行われ、クイズ形式で参加者と内容を共有し理解を深める機会となった。
・SDGsについての課題探究学習(3回生、12~3月)…SDGsの17の目標の意義について学び、個々の生徒が選んだ課題と解決方法について調査・分析を行い、発表する。
・社会科・理科施設見学(2回生、3月)…例年は、地元に大規模な製鉄関連工業施設が広がる利点を生かし、2回生が施設見学に行くことになっているが、昨年度に引き続き、コロナ感染拡大のため変更し、午前中は校内研修、その後新しくなった室蘭市「えみらん環境科学館」を訪問し、実験やプラネタリウムを体験して科学について学ぶ計画である。
のユネスコスクールとしてのESD活動は、本校が教育目標に掲げる「高い知性」「豊かな人間性」「健康な心身」「郷土愛と国際性」を実現する上で、重要な役割を果たしている。
5年間の文部科学省「スーパーグローバルハイスクール」事業に続いて、2年前からは「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の3年間の指定を受っちうrちゅけ、Society 5.0を地域から支える人材の育成に向けて様々な事業を行っている。
そのような中で、本校は、①「国際理解」と②「自国文化理解」に主に焦点を当てるととも本校のユネスコスクールとしてのESD活動は、本校が教育目標に掲げる「高い知性」「豊かな人間性」「健康な心身」「郷土愛と国際性」を実現する上で、重要な役割を果たしている。
5年間の文部科学省「スーパーグローバルハイスクール」事業に続いて、2年前からは「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の3年間の指定を受け、Society 5.0を地域から支える人材の育成に向けて様々な事業を行っている。
そのような中で、本校は、①「国際理解」と②「自国文化理解」に主に焦点を当てるとともに、③「地域課題の解決」、④「郷土」、⑤「共生社会」等を中心とする学習活動に取り組んでいる。
今年度も新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、国内外を問わず外に出ていく活動の多くが中止、または形を変えて行うこととなった。その一方、直接外に出られなくなった反面、オンライン形式で活動に参加する機会が増え、従来は参加できなかったような事業や催しにも、校内や自宅にいながら参加できるようになった。

①「国際理解」に係わる活動の例
・スーパーイングリッシュデー(2回生、7月)…英語漬けの生活やアクティビティーを通じて自己表現力や異文化理解を高める目的で、例年は「イングリッシュキャンプ」の名称で1泊2日で行ってきた。今年度は昨年同様宿泊せずに校舎内外を用いて、8名のALTの協力を得ながら、自分たちのおすすめの物についてのプレゼンテーションや英語を使ったゲーム等を行い、楽しく学習した。
・語学研修(3回生、12月)…福島県ブリティッシュヒルズにて2泊3日の英語漬けの環境の中、高いレベルの英語でのコミュニケーション能力を育んだ。
・ニュージーランド・オンラインプログラム(5回生希望者、9月)…グリーンベイ高校との異文化交流を12名の生徒が参加しオンラインでお互いの理解を深め合った。
・オーストラリア・オンラインプログラム(希望者、2月)…交流校は未定だが希望者を募り実施予定である。
・オーストラリア高校オンライン交流(4,5回生英語、11~1月)…英語表現と英会話の授業の一環として、オーストラリアのアーミデール高校の日本語選択生徒とZOOMによる交流を行った。日本側から「今の日本の流行」というテーマで複数の短いプレゼンテーションを行った後、お互いの国の様子について自由に話し合った。とりわけ日本の食やマンガ、アニメーション文化への興味関心が高く、生徒たちの活発な意見交換が見られた。
・インドネシア留学生との交流(全校、11月~3月)…文部科学省による「アジア高校生架け橋プロジェクト」で来日したインドネシアからの女子生徒が11月下旬より本校に滞在し(当初の来日予定は4月)、本校生徒宅にホームステイしながら、授業や行事等を通して全校生徒と交流した。

②「平和及び防災(国際交流含)」に係わる学習活動の例
・見学旅行(5回生、12月)…例年アメリカとカナダを訪れて、現地の学生との交流や文化紹介、ホームステイ等を行っていたが、今年度も昨年同様実施できない代わりに、長崎を訪れ、平和公園より現地ボランティアガイドの方と被爆遺構(浦上天主堂、永井隆記念館、山里小学校等)を巡り平和の大切さへの理解を深めた。
・AKBイングリッシュデー(後期生希望者、12月)…例年「AKBイングリッシュキャンプ」の名称で2泊3日でニセコを会場として行っていたが、今年度はオンライン(ZOOM)により1日日程で実施し、5名の生徒が参加した。室蘭工業大学の留学生3名を交えて、自然災害や避難に関わる用語について、英語による活発なディスカッションやプレゼンテーション等を行い、防災・減災への理解を深め、表現力やコミュニケーション力を高めた。

③「地域課題の解決」に係わる学習活動の例
・課題探究(4・5回生、通年)…地域課題探究(4回生)、キャリア課題探究(5回生)では、校長を含む全教員によるサポートのもと、個々の生徒が自ら設定した課題について調査や分析、プロジェクト等を行い、成果を発表した。さらに、今年度も課題探究を通して多くの生徒が、2020年に市制50周年記念を迎えた登別市やその他の団体と連携してのイベントやワークショップ等の実施、商品開発、外部の様々なコンテストや、多くの機会で活躍した。中でも世界遺産となった縄文遺跡群にちなんだ「縄文クッキー」の開発においては、地元菓子店の協力により多方面で販売、好評を博した。

④「郷土」に係わる学習活動の例
・地域ウォッチング(1回生、8月~10月)…登別温泉を訪れて、ボランティアガイド会の案内による地獄谷周辺の散策、各事業所でのインタビューや施設見学、入浴体験等を通して、自分たちが住む町の特徴や魅力を調べ、学んだことをまとめ、後日発表した。

⑤「共生社会」に係わる活動の例
・異年齢交流活動(全校、10月)…中高一貫校の特徴を生かし、全校行事である体育祭において、異年齢での交流や協力することの意義を学んだ。
・赤い羽根共同募金(全校、11月)…ユネスコ有志実行委員会が中心となり、11月上旬の約1週間、登校時に玄関ホールで募金活動を行った。
・「世界寺子屋運動」への参加(1月~2月予定)…室蘭ユネスコ協会との連携により、ユネスコ有志実行委員会が全校生徒に呼びかけて書き損じハガキを回収する計画である。
・「東日本大震災子ども支援基金」への協力(全校、7月)…文化祭の際に学校オリジナルTシャツ作成して全校生徒と保護者に販売した。収益金は室蘭ユネスコ協会を通して「東日本大震災子ども支援基金」に寄贈する計画である。
・小学生との語学体験活動(4回生、10月・2月予定)…10月に4回生の生徒が近隣にある幌別西小学校を訪れて、1年生から6年生までの各クラスで英語の授業を行った。昨年度に引き続きコロナ禍での実施のため例年2日間日程であったが、1日実施となった。その後富岸小学校と2月に再び実施できる運びとなった。

⑥その他
・ユネスコ展示(7月)…文化祭で教室2つを使った展示スペースで世界の諸問題に関する展示物を作成・展示した。内容は、本校のユネスコ活動や、「教育」をテーマに世界の現状(女子の教育、食など)について調べたものである。ワークショップも行われ、クイズ形式で参加者と内容を共有し理解を深める機会となった。
・SDGsについての課題探究学習(3回生、12~3月)…SDGsの17の目標の意義について学び、個々の生徒が選んだ課題と解決方法について調査・分析を行い、発表する。
・社会科・理科施設見学(2回生、3月)…例年は、地元に大規模な製鉄関連工業施設が広がる利点を生かし、2回生が施設見学に行くことになっているが、昨年度に引き続き、コロナ感染拡大のため変更し、午前中は校内研修、その後新しくなった室蘭市「えみらん環境科学館」を訪問し、実験やプラネタリウムを体験して科学について学ぶ計画である。
に、③「地域課題の解決」、④「郷土」、⑤「共生社会」等を中心とする学習活動に取り組んでいる。
今年度も新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、国内外を問わず外に出ていく活動の多くが中止、または形を変えて行うこととなった。その一方、直接外に出られなくなった反面、オンライン形式で活動に参加する機会が増え、従来は参加できなかったような事業や催しにも、校内や自宅にいながら参加できるようになった。

①「国際理解」に係わる活動の例
・スーパーイングリッシュデー(2回生、7月)…英語漬けの生活やアクティビティーを通じて自己表現力や異文化理解を高める目的で、例年は「イングリッシュキャンプ」の名称で1泊2日で行ってきた。今年度は昨年同様宿泊せずに校舎内外を用いて、8名のALTの協力を得ながら、自分たちのおすすめの物についてのプレゼンテーションや英語を使ったゲーム等を行い、楽しく学習した。
・語学研修(3回生、12月)…福島県ブリティッシュヒルズにて2泊3日の英語漬けの環境の中、高いレベルの英語でのコミュニケーション能力を育んだ。
・ニュージーランド・オンラインプログラム(5回生希望者、9月)…グリーンベイ高校との異文化交流を12名の生徒が参加しオンラインでお互いの理解を深め合った。
・オーストラリア・オンラインプログラム(希望者、2月)…交流校は未定だが希望者を募り実施予定である。
・オーストラリア高校オンライン交流(4,5回生英語、11~1月)…英語表現と英会話の授業の一環として、オーストラリアのアーミデール高校の日本語選択生徒とZOOMによる交流を行った。日本側から「今の日本の流行」というテーマで複数の短いプレゼンテーションを行った後、お互いの国の様子について自由に話し合った。とりわけ日本の食やマンガ、アニメーション文化への興味関心が高く、生徒たちの活発な意見交換が見られた。
・インドネシア留学生との交流(全校、11月~3月)…文部科学省による「アジア高校生架け橋プロジェクト」で来日したインドネシアからの女子生徒が11月下旬より本校に滞在し(当初の来日予定は4月)、本校生徒宅にホームステイしながら、授業や行事等を通して全校生徒と交流した。

②「平和及び防災(国際交流含)」に係わる学習活動の例
・見学旅行(5回生、12月)…例年アメリカとカナダを訪れて、現地の学生との交流や文化紹介、ホームステイ等を行っていたが、今年度も昨年同様実施できない代わりに、長崎を訪れ、平和公園より現地ボランティアガイドの方と被爆遺構(浦上天主堂、永井隆記念館、山里小学校等)を巡り平和の大切さへの理解を深めた。
・AKBイングリッシュデー(後期生希望者、12月)…例年「AKBイングリッシュキャンプ」の名称で2泊3日でニセコを会場として行っていたが、今年度はオンライン(ZOOM)により1日日程で実施し、5名の生徒が参加した。室蘭工業大学の留学生3名を交えて、自然災害や避難に関わる用語について、英語による活発なディスカッションやプレゼンテーション等を行い、防災・減災への理解を深め、表現力やコミュニケーション力を高めた。

③「地域課題の解決」に係わる学習活動の例
・課題探究(4・5回生、通年)…地域課題探究(4回生)、キャリア課題探究(5回生)では、校長を含む全教員によるサポートのもと、個々の生徒が自ら設定した課題について調査や分析、プロジェクト等を行い、成果を発表した。さらに、今年度も課題探究を通して多くの生徒が、2020年に市制50周年記念を迎えた登別市やその他の団体と連携してのイベントやワークショップ等の実施、商品開発、外部の様々なコンテストや、多くの機会で活躍した。中でも世界遺産となった縄文遺跡群にちなんだ「縄文クッキー」の開発においては、地元菓子店の協力により多方面で販売、好評を博した。

④「郷土」に係わる学習活動の例
・地域ウォッチング(1回生、8月~10月)…登別温泉を訪れて、ボランティアガイド会の案内による地獄谷周辺の散策、各事業所でのインタビューや施設見学、入浴体験等を通して、自分たちが住む町の特徴や魅力を調べ、学んだことをまとめ、後日発表した。

⑤「共生社会」に係わる活動の例
・異年齢交流活動(全校、10月)…中高一貫校の特徴を生かし、全校行事である体育祭において、異年齢での交流や協力することの意義を学んだ。
・赤い羽根共同募金(全校、11月)…ユネスコ有志実行委員会が中心となり、11月上旬の約1週間、登校時に玄関ホールで募金活動を行った。
・「世界寺子屋運動」への参加(1月~2月予定)…室蘭ユネスコ協会との連携により、ユネスコ有志実行委員会が全校生徒に呼びかけて書き損じハガキを回収する計画である。
・「東日本大震災子ども支援基金」への協力(全校、7月)…文化祭の際に学校オリジナルTシャツ作成して全校生徒と保護者に販売した。収益金は室蘭ユネスコ協会を通して「東日本大震災子ども支援基金」に寄贈する計画である。
・小学生との語学体験活動(4回生、10月・2月予定)…10月に4回生の生徒が近隣にある幌別西小学校を訪れて、1年生から6年生までの各クラスで英語の授業を行った。昨年度に引き続きコロナ禍での実施のため例年2日間日程であったが、1日実施となった。その後富岸小学校と2月に再び実施できる運びとなった。

⑥その他
・ユネスコ展示(7月)…文化祭で教室2つを使った展示スペースで世界の諸問題に関する展示物を作成・展示した。内容は、本校のユネスコ活動や、「教育」をテーマに世界の現状(女子の教育、食など)について調べたものである。ワークショップも行われ、クイズ形式で参加者と内容を共有し理解を深める機会となった。
・SDGsについての課題探究学習(3回生、12~3月)…SDGsの17の目標の意義について学び、個々の生徒が選んだ課題と解決方法について調査・分析を行い、発表する。
・社会科・理科施設見学(2回生、3月)…例年は、地元に大規模な製鉄関連工業施設が広がる利点を生かし、2回生が施設見学に行くことになっているが、昨年度に引き続き、コロナ感染拡大のため変更し、午前中は校内研修、その後新しくなった室蘭市「えみらん環境科学館」を訪問し、実験やプラネタリウムを体験して科学について学ぶ計画である。
本本校のユネスコスクールとしてのESD活動は、本校が教育目標に掲げる「高い知性」「豊かな人間性」「健康な心身」「郷土愛と国際性」を実現する上で、重要な役割を果たしている。
5年間の文部科学省「スーパーグローバルハイスクール」事業に続いて、2年前からは「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の3年間の指定を受け、Society 5.0を地域から支える人材の育成に向けて様々な事業を行っている。
そのような中で、本校は、①「国際理解」と②「自国文化理解」に主に焦点を当てるとともに、③「地域課題の解決」、④「郷土」、⑤「共生社会」等を中心とする学習活動に取り組んでいる。
今年度も新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、国内外を問わず外に出ていく活動の多くが中止、または形を変えて行うこととなった。その一方、直接外に出られなくなった反面、オンライン形式で活動に参加する機会が増え、従来は参加できなかったような事業や催しにも、校内や自宅にいながら参加できるようになった。

①「国際理解」に係わる活動の例
・スーパーイングリッシュデー(2回生、7月)…英語漬けの生活やアクティビティーを通じて自己表現力や異文化理解を高める目的で、例年は「イングリッシュキャンプ」の名称で1泊2日で行ってきた。今年度は昨年同様宿泊せずに校舎内外を用いて、8名のALTの協力を得ながら、自分たちのおすすめの物についてのプレゼンテーションや英語を使ったゲーム等を行い、楽しく学習した。
・語学研修(3回生、12月)…福島県ブリティッシュヒルズにて2泊3日の英語漬けの環境の中、高いレベルの英語でのコミュニケーション能力を育んだ。
・ニュージーランド・オンラインプログラム(5回生希望者、9月)…グリーンベイ高校との異文化交流を12名の生徒が参加しオンラインでお互いの理解を深め合った。
・オーストラリア・オンラインプログラム(希望者、2月)…交流校は未定だが希望者を募り実施予定である。
・オーストラリア高校オンライン交流(4,5回生英語、11~1月)…英語表現と英会話の授業の一環として、オーストラリアのアーミデール高校の日本語選択生徒とZOOMによる交流を行った。日本側から「今の日本の流行」というテーマで複数の短いプレゼンテーションを行った後、お互いの国の様子について自由に話し合った。とりわけ日本の食やマンガ、アニメーション文化への興味関心が高く、生徒たちの活発な意見交換が見られた。
・インドネシア留学生との交流(全校、11月~3月)…文部科学省による「アジア高校生架け橋プロジェクト」で来日したインドネシアからの女子生徒が11月下旬より本校に滞在し(当初の来日予定は4月)、本校生徒宅にホームステイしながら、授業や行事等を通して全校生徒と交流した。

②「平和及び防災(国際交流含)」に係わる学習活動の例
・見学旅行(5回生、12月)…例年アメリカとカナダを訪れて、現地の学生との交流や文化紹介、ホームステイ等を行っていたが、今年度も昨年同様実施できない代わりに、長崎を訪れ、平和公園より現地ボランティアガイドの方と被爆遺構(浦上天主堂、永井隆記念館、山里小学校等)を巡り平和の大切さへの理解を深めた。
・AKBイングリッシュデー(後期生希望者、12月)…例年「AKBイングリッシュキャンプ」の名称で2泊3日でニセコを会場として行っていたが、今年度はオンライン(ZOOM)により1日日程で実施し、5名の生徒が参加した。室蘭工業大学の留学生3名を交えて、自然災害や避難に関わる用語について、英語による活発なディスカッションやプレゼンテーション等を行い、防災・減災への理解を深め、表現力やコミュニケーション力を高めた。

③「地域課題の解決」に係わる学習活動の例
・課題探究(4・5回生、通年)…地域課題探究(4回生)、キャリア課題探究(5回生)では、校長を含む全教員によるサポートのもと、個々の生徒が自ら設定した課題について調査や分析、プロジェクト等を行い、成果を発表した。さらに、今年度も課題探究を通して多くの生徒が、2020年に市制50周年記念を迎えた登別市やその他の団体と連携してのイベントやワークショップ等の実施、商品開発、外部の様々なコンテストや、多くの機会で活躍した。中でも世界遺産となった縄文遺跡群にちなんだ「縄文クッキー」の開発においては、地元菓子店の協力により多方面で販売、好評を博した。

④「郷土」に係わる学習活動の例
・地域ウォッチング(1回生、8月~10月)…登別温泉を訪れて、ボランティアガイド会の案内による地獄谷周辺の散策、各事業所でのインタビューや施設見学、入浴体験等を通して、自分たちが住む町の特徴や魅力を調べ、学んだことをまとめ、後日発表した。

⑤「共生社会」に係わる活動の例
・異年齢交流活動(全校、10月)…中高一貫校の特徴を生かし、全校行事である体育祭において、異年齢での交流や協力することの意義を学んだ。
・赤い羽根共同募金(全校、11月)…ユネスコ有志実行委員会が中心となり、11月上旬の約1週間、登校時に玄関ホールで募金活動を行った。
・「世界寺子屋運動」への参加(1月~2月予定)…室蘭ユネスコ協会との連携により、ユネスコ有志実行委員会が全校生徒に呼びかけて書き損じハガキを回収する計画である。
・「東日本大震災子ども支援基金」への協力(全校、7月)…文化祭の際に学校オリジナルTシャツ作成して全校生徒と保護者に販売した。収益金は室蘭ユネスコ協会を通して「東日本大震災子ども支援基金」に寄贈する計画である。
・小学生との語学体験活動(4回生、10月・2月予定)…10月に4回生の生徒が近隣にある幌別西小学校を訪れて、1年生から6年生までの各クラスで英語の授業を行った。昨年度に引き続きコロナ禍での実施のため例年2日間日程であったが、1日実施となった。その後富岸小学校と2月に再び実施できる運びとなった。

⑥その他
・ユネスコ展示(7月)…文化祭で教室2つを使った展示スペースで世界の諸問題に関する展示物を作成・展示した。内容は、本校のユネスコ活動や、「教育」をテーマに世界の現状(女子の教育、食など)について調べたものである。ワークショップも行われ、クイズ形式で参加者と内容を共有し理解を深める機会となった。
・SDGsについての課題探究学習(3回生、12~3月)…SDGsの17の目標の意義について学び、個々の生徒が選んだ課題と解決方法について調査・分析を行い、発表する。
・社会科・理科施設見学(2回生、3月)…例年は、地元に大規模な製鉄関連工業施設が広がる利点を生かし、2回生が施設見学に行くことになっているが、昨年度に引き続き、コロナ感染拡大のため変更し、午前中は校内研修、その後新しくなった室蘭市「えみらん環境科学館」を訪問し、実験やプラネタリウムを体験して科学について学ぶ計画である。
本校のユネスコスクールとしてのESD活動は、本校が教育目標に掲げる「高い知性」「豊かな人間性」「健康な心身」「郷土愛と国際性」を実現する上で、重要な役割を果たしている。
5年間の文部科学省「スーパーグローバルハイスクール」事業に続いて、2年前からは「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の3年間の指定を受け、Society 5.0を地域から支える人材の育成に向けて様々な事業を行っている。
そのような中で、本校は、①「国際理解」と②「自国文化理解」に主に焦点を当てるとともに、③「地域課題の解決」、④「郷土」、⑤「共生社会」等を中心とする学習活動に取り組んでいる。
今年度も新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、国内外を問わず外に出ていく活動の多くが中止、または形を変えて行うこととなった。その一方、直接外に出られなくなった反面、オンライン形式で活動に参加する機会が増え、従来は参加できなかったような事業や催しにも、校内や自宅にいながら参加できるようになった。

①「国際理解」に係わる活動の例
・スーパーイングリッシュデー(2回生、7月)…英語漬けの生活やアクティビティーを通じて自己表現力や異文化理解を高める目的で、例年は「イングリッシュキャンプ」の名称で1泊2日で行ってきた。今年度は昨年同様宿泊せずに校舎内外を用いて、8名のALTの協力を得ながら、自分たちのおすすめの物についてのプレゼンテーションや英語を使ったゲーム等を行い、楽しく学習した。
・語学研修(3回生、12月)…福島県ブリティッシュヒルズにて2泊3日の英語漬けの環境の中、高いレベルの英語でのコミュニケーション能力を育んだ。
・ニュージーランド・オンラインプログラム(5回生希望者、9月)…グリーンベイ高校との異文化交流を12名の生徒が参加しオンラインでお互いの理解を深め合った。
・オーストラリア・オンラインプログラム(希望者、2月)…交流校は未定だが希望者を募り実施予定である。
・オーストラリア高校オンライン交流(4,5回生英語、11~1月)…英語表現と英会話の授業の一環として、オーストラリアのアーミデール高校の日本語選択生徒とZOOMによる交流を行った。日本側から「今の日本の流行」というテーマで複数の短いプレゼンテーションを行った後、お互いの国の様子について自由に話し合った。とりわけ日本の食やマンガ、アニメーション文化への興味関心が高く、生徒たちの活発な意見交換が見られた。
・インドネシア留学生との交流(全校、11月~3月)…文部科学省による「アジア高校生架け橋プロジェクト」で来日したインドネシアからの女子生徒が11月下旬より本校に滞在し(当初の来日予定は4月)、本校生徒宅にホームステイしながら、授業や行事等を通して全校生徒と交流した。

②「平和及び防災(国際交流含)」に係わる学習活動の例
・見学旅行(5回生、12月)…例年アメリカとカナダを訪れて、現地の学生との交流や文化紹介、ホームステイ等を行っていたが、今年度も昨年同様実施できない代わりに、長崎を訪れ、平和公園より現地ボランティアガイドの方と被爆遺構(浦上天主堂、永井隆記念館、山里小学校等)を巡り平和の大切さへの理解を深めた。
・AKBイングリッシュデー(後期生希望者、12月)…例年「AKBイングリッシュキャンプ」の名称で2泊3日でニセコを会場として行っていたが、今年度はオンライン(ZOOM)により1日日程で実施し、5名の生徒が参加した。室蘭工業大学の留学生3名を交えて、自然災害や避難に関わる用語について、英語による活発なディスカッションやプレゼンテーション等を行い、防災・減災への理解を深め、表現力やコミュニケーション力を高めた。

③「地域課題の解決」に係わる学習活動の例
・課題探究(4・5回生、通年)…地域課題探究(4回生)、キャリア課題探究(5回生)では、校長を含む全教員によるサポートのもと、個々の生徒が自ら設定した課題について調査や分析、プロジェクト等を行い、成果を発表した。さらに、今年度も課題探究を通して多くの生徒が、2020年に市制50周年記念を迎えた登別市やその他の団体と連携してのイベントやワークショップ等の実施、商品開発、外部の様々なコンテストや、多くの機会で活躍した。中でも世界遺産となった縄文遺跡群にちなんだ「縄文クッキー」の開発においては、地元菓子店の協力により多方面で販売、好評を博した。

④「郷土」に係わる学習活動の例
・地域ウォッチング(1回生、8月~10月)…登別温泉を訪れて、ボランティアガイド会の案内による地獄谷周辺の散策、各事業所でのインタビューや施設見学、入浴体験等を通して、自分たちが住む町の特徴や魅力を調べ、学んだことをまとめ、後日発表した。

⑤「共生社会」に係わる活動の例
・異年齢交流活動(全校、10月)…中高一貫校の特徴を生かし、全校行事である体育祭において、異年齢での交流や協力することの意義を学んだ。
・赤い羽根共同募金(全校、11月)…ユネスコ有志実行委員会が中心となり、11月上旬の約1週間、登校時に玄関ホールで募金活動を行った。
・「世界寺子屋運動」への参加(1月~2月予定)…室蘭ユネスコ協会との連携により、ユネスコ有志実行委員会が全校生徒に呼びかけて書き損じハガキを回収する計画である。
・「東日本大震災子ども支援基金」への協力(全校、7月)…文化祭の際に学校オリジナルTシャツ作成して全校生徒と保護者に販売した。収益金は室蘭ユネスコ協会を通して「東日本大震災子ども支援基金」に寄贈する計画である。
・小学生との語学体験活動(4回生、10月・2月予定)…10月に4回生の生徒が近隣にある幌別西小学校を訪れて、1年生から6年生までの各クラスで英語の授業を行った。昨年度に引き続きコロナ禍での実施のため例年2日間日程であったが、1日実施となった。その後富岸小学校と2月に再び実施できる運びとなった。
本校のユネスコスクールとしてのESD活動は、本校が教育目標に掲げる「高い知性」「豊かな人間性」「健康な心身」「郷土愛と国際性」を実現する上で、重要な役割を果たしている。
5年間の文部科学省「スーパーグローバルハイスクール」事業に続いて、2年前からは「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の3年間の指定を受け、Society 5.0を地域から支える人材の育成に向けて様々な事業を行っている。
そのような中で、本校は、①「国際理解」と②「自国文化理解」に主に焦点を当てるとともに、③「地域課題の解決」、④「郷土」、⑤「共生社会」等を中心とする学習活動に取り組んでいる。
今年度も新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、国内外を問わず外に出ていく活動の多くが中止、または形を変えて行うこととなった。その一方、直接外に出られなくなった反面、オンライン形式で活動に参加する機会が増え、従来は参加できなかったような事業や催しにも、校内や自宅にいながら参加できるようになった。

①「国際理解」に係わる活動の例
・スーパーイングリッシュデー(2回生、7月)…英語漬けの生活やアクティビティーを通じて自己表現力や異文化理解を高める目的で、例年は「イングリッシュキャンプ」の名称で1泊2日で行ってきた。今年度は昨年同様宿泊せずに校舎内外を用いて、8名のALTの協力を得ながら、自分たちのおすすめの物についてのプレゼンテーションや英語を使ったゲーム等を行い、楽しく学習した。
・語学研修(3回生、12月)…福島県ブリティッシュヒルズにて2泊3日の英語漬けの環境の中、高いレベルの英語でのコミュニケーション能力を育んだ。
・ニュージーランド・オンラインプログラム(5回生希望者、9月)…グリーンベイ高校との異文化交流を12名の生徒が参加しオンラインでお互いの理解を深め合った。
・オーストラリア・オンラインプログラム(希望者、2月)…交流校は未定だが希望者を募り実施予定である。
・オーストラリア高校オンライン交流(4,5回生英語、11~1月)…英語表現と英会話の授業の一環として、オーストラリアのアーミデール高校の日本語選択生徒とZOOMによる交流を行った。日本側から「今の日本の流行」というテーマで複数の短いプレゼンテーションを行った後、お互いの国の様子について自由に話し合った。とりわけ日本の食やマンガ、アニメーション文化への興味関心が高く、生徒たちの活発な意見交換が見られた。
・インドネシア留学生との交流(全校、11月~3月)…文部科学省による「アジア高校生架け橋プロジェクト」で来日したインドネシアからの女子生徒が11月下旬より本校に滞在し(当初の来日予定は4月)、本校生徒宅にホームステイしながら、授業や行事等を通して全校生徒と交流した。

②「平和及び防災(国際交流含)」に係わる学習活動の例
・見学旅行(5回生、12月)…例年アメリカとカナダを訪れて、現地の学生との交流や文化紹介、ホームステイ等を行っていたが、今年度も昨年同様実施できない代わりに、長崎を訪れ、平和公園より現地ボランティアガイドの方と被爆遺構(浦上天主堂、永井隆記念館、山里小学校等)を巡り平和の大切さへの理解を深めた。
・AKBイングリッシュデー(後期生希望者、12月)…例年「AKBイングリッシュキャンプ」の名称で2泊3日でニセコを会場として行っていたが、今年度はオンライン(ZOOM)により1日日程で実施し、5名の生徒が参加した。室蘭工業大学の留学生3名を交えて、自然災害や避難に関わる用語について、英語による活発なディスカッションやプレゼンテーション等を行い、防災・減災への理解を深め、表現力やコミュニケーション力を高めた。

③「地域課題の解決」に係わる学習活動の例
・課題探究(4・5回生、通年)…地域課題探究(4回生)、キャリア課題探究(5回生)では、校長を含む全教員によるサポートのもと、個々の生徒が自ら設定した課題について調査や分析、プロジェクト等を行い、成果を発表した。さらに、今年度も課題探究を通して多くの生徒が、2020年に市制50周年記念を迎えた登別市やその他の団体と連携してのイベントやワークショップ等の実施、商品開発、外部の様々なコンテストや、多くの機会で活躍した。中でも世界遺産となった縄文遺跡群にちなんだ「縄文クッキー」の開発においては、地元菓子店の協力により多方面で販売、好評を博した。

④「郷土」に係わる学習活動の例
・地域ウォッチング(1回生、8月~10月)…登別温泉を訪れて、ボランティアガイド会の案内による地獄谷周辺の散策、各事業所でのインタビューや施設見学、入浴体験等を通して、自分たちが住む町の特徴や魅力を調べ、学んだことをまとめ、後日発表した。

⑤「共生社会」に係わる活動の例
・異年齢交流活動(全校、10月)…中高一貫校の特徴を生かし、全校行事である体育祭において、異年齢での交流や協力することの意義を学んだ。
・赤い羽根共同募金(全校、11月)…ユネスコ有志実行委員会が中心となり、11月上旬の約1週間、登校時に玄関ホールで募金活動を行った。
・「世界寺子屋運動」への参加(1月~2月予定)…室蘭ユネスコ協会との連携により、ユネスコ有志実行委員会が全校生徒に呼びかけて書き損じハガキを回収する計画である。
・「東日本大震災子ども支援基金」への協力(全校、7月)…文化祭の際に学校オリジナルTシャツ作成して全校生徒と保護者に販売した。収益金は室蘭ユネスコ協会を通して「東日本大震災子ども支援基金」に寄贈する計画である。
・小学生との語学体験活動(4回生、10月・2月予定)…10月に4回生の生徒が近隣にある幌別西小学校を訪れて、1年生から6年生までの各クラスで英語の授業を行った。昨年度に引き続きコロナ禍での実施のため例年2日間日程であったが、1日実施となった。その後富岸小学校と2月に再び実施できる運びとなった。

⑥その他
・ユネスコ展示(7月)…文化祭で教室2つを使った展示スペースで世界の諸問題に関する展示物を作成・展示した。内容は、本校のユネスコ活動や、「教育」をテーマに世界の現状(女子の教育、食など)について調べたものである。ワークショップも行われ、クイズ形式で参加者と内容を共有し理解を深める機会となった。
・SDGsについての課題探究学習(3回生、12~3月)…SDGsの17の目標の意義について学び、個々の生徒が選んだ課題と解決方法について調査・分析を行い、発表する。
・社会科・理科施設見学(2回生、3月)…例年は、地元に大規模な製鉄関連工業施設が広がる利点を生かし、2回生が施設見学に行くことになっているが、昨年度に引き続き、コロナ感染拡大のため変更し、午前中は校内研修、その後新しくなった室蘭市「えみらん環境科学館」を訪問し、実験やプラネタリウムを体験して科学について学ぶ計画である。

⑥その他
・ユネスコ展示(7月)…文化祭で教室2つを使った展示スペースで世界の諸問題に関する展示物を作成・展示した。内容は、本校のユネスコ活動や、「教育」をテーマに世界の現状(女子の教育、食など)について調べたものである。ワークショップも行われ、クイズ形式で参加者と内容を共有し理解を深める機会となった。
・SDGsについての課題探究学習(3回生、12~3月)…SDGsの17の目標の意義について学び、個々の生徒が選んだ課題と解決方法について調査・分析を行い、発表する。
・社会科・理科施設見学(2回生、3月)…例年は、地元に大規模な製鉄関連工業施設が広がる利点を生かし、2回生が施設見学に行くことになっているが、昨年度に引き続き、コロナ感染拡大のため変更し、午前中は校内研修、その後新しくなった室蘭市「えみらん環境科学館」を訪問し、実験やプラネタリウムを体験して科学について学ぶ計画である。
校のユネスコスクールとしてのESD活動は、本校が教育目標に掲げる「高い知性」「豊かな人間性」「健康な心身」「郷土愛と国際性」を実現する上で、重要な役割を果たしている。
5年間の文部科学省「スーパーグローバルハイスクール」事業に続いて、2年前からは「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の3年間の指定を受け、Society 5.0を地域から支える人材の育成に向けて様々な事業を行っている。
そのような中で、本校は、①「国際理解」と②「自国文化理解」に主に焦点を当てるとともに、③「地域課題の解決」、④「郷土」、⑤「共生社会」等を中心とする学習活動に取り組んでいる。
今年度も新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、国内外を問わず外に出ていく活動の多くが中止、または形を変えて行うこととなった。その一方、直接外に出られなくなった反面、オンライン形式で活動に参加する機会が増え、従来は参加できなかったような事業や催しにも、校内や自宅にいながら参加できるようになった。

①「国際理解」に係わる活動の例
・スーパーイングリッシュデー(2回生、7月)…英語漬けの生活やアクティビティーを通じて自己表現力や異文化理解を高める目的で、例年は「イングリッシュキャンプ」の名称で1泊2日で行ってきた。今年度は昨年同様宿泊せずに校舎内外を用いて、8名のALTの協力を得ながら、自分たちのおすすめの物についてのプレゼンテーションや英語を使ったゲーム等を行い、楽しく学習した。
・語学研修(3回生、12月)…福島県ブリティッシュヒルズにて2泊3日の英語漬けの環境の中、高いレベルの英語でのコミュニケーション能力を育んだ。
・ニュージーランド・オンラインプログラム(5回生希望者、9月)…グリーンベイ高校との異文化交流を12名の生徒が参加しオンラインでお互いの理解を深め合った。
・オーストラリア・オンラインプログラム(希望者、2月)…交流校は未定だが希望者を募り実施予定である。
・オーストラリア高校オンライン交流(4,5回生英語、11~1月)…英語表現と英会話の授業の一環として、オーストラリアのアーミデール高校の日本語選択生徒とZOOMによる交流を行った。日本側から「今の日本の流行」というテーマで複数の短いプレゼンテーションを行った後、お互いの国の様子について自由に話し合った。とりわけ日本の食やマンガ、アニメーション文化への興味関心が高く、生徒たちの活発な意見交換が見られた。
・インドネシア留学生との交流(全校、11月~3月)…文部科学省による「アジア高校生架け橋プロジェクト」で来日したインドネシアからの女子生徒が11月下旬より本校に滞在し(当初の来日予定は4月)、本校生徒宅にホームステイしながら、授業や行事等を通して全校生徒と交流した。

②「平和及び防災(国際交流含)」に係わる学習活動の例
・見学旅行(5回生、12月)…例年アメリカとカナダを訪れて、現地の学生との交流や文化紹介、ホームステイ等を行っていたが、今年度も昨年同様実施できない代わりに、長崎を訪れ、平和公園より現地ボランティアガイドの方と被爆遺構(浦上天主堂、永井隆記念館、山里小学校等)を巡り平和の大切さへの理解を深めた。
・AKBイングリッシュデー(後期生希望者、12月)…例年「AKBイングリッシュキャンプ」の名称で2泊3日でニセコを会場として行っていたが、今年度はオンライン(ZOOM)により1日日程で実施し、5名の生徒が参加した。室蘭工業大学の留学生3名を交えて、自然災害や避難に関わる用語について、英語による活発なディスカッションやプレゼンテーション等を行い、防災・減災への理解を深め、表現力やコミュニケーション力を高めた。

③「地域課題の解決」に係わる学習活動の例
・課題探究(4・5回生、通年)…地域課題探究(4回生)、キャリア課題探究(5回生)では、校長を含む全教員によるサポートのもと、個々の生徒が自ら設定した課題について調査や分析、プロジェクト等を行い、成果を発表した。さらに、今年度も課題探究を通して多くの生徒が、2020年に市制50周年記念を迎えた登別市やその他の団体と連携してのイベントやワークショップ等の実施、商品開発、外部の様々なコンテストや、多くの機会で活躍した。中でも世界遺産となった縄文遺跡群にちなんだ「縄文クッキー」の開発においては、地元菓子店の協力により多方面で販売、好評を博した。

④「郷土」に係わる学習活動の例
・地域ウォッチング(1回生、8月~10月)…登別温泉を訪れて、ボランティアガイド会の案内による地獄谷周辺の散策、各事業所でのインタビューや施設見学、入浴体験等を通して、自分たちが住む町の特徴や魅力を調べ、学んだことをまとめ、後日発表した。

⑤「共生社会」に係わる活動の例
・異年齢交流活動(全校、10月)…中高一貫校の特徴を生かし、全校行事である体育祭において、異年齢での交流や協力することの意義を学んだ。
・赤い羽根共同募金(全校、11月)…ユネスコ有志実行委員会が中心となり、11月上旬の約1週間、登校時に玄関ホールで募金活動を行った。
・「世界寺子屋運動」への参加(1月~2月予定)…室蘭ユネスコ協会との連携により、ユネスコ有志実行委員会が全校生徒に呼びかけて書き損じハガキを回収する計画である。
・「東日本大震災子ども支援基金」への協力(全校、7月)…文化祭の際に学校オリジナルTシャツ作成して全校生徒と保護者に販売した。収益金は室蘭ユネスコ協会を通して「東日本大震災子ども支援基金」に寄贈する計画である。
・小学生との語学体験活動(4回生、10月・2月予定)…10月に4回生の生徒が近隣にある幌別西小学校を訪れて、1年生から6年生までの各クラスで英語の授業を行った。昨年度に引き続きコロナ禍での実施のため例年2日間日程であったが、1日実施となった。その後富岸小学校と2月に再び実施できる運びとなった。

⑥その他
・ユネスコ展示(7月)…文化祭で教室2つを使った展示スペースで世界の諸問題に関する展示物を作成・展示した。内容は、本校のユネスコ活動や、「教育」をテーマに世界の現状(女子の教育、食など)について調べたものである。ワークショップも行われ、クイズ形式で参加者と内容を共有し理解を深める機会となった。
・SDGsについての課題探究学習(3回生、12~3月)…SDGsの17の目標の意義について学び、個々の生徒が選んだ課題と解決方法について調査・分析を行い、発表する。
・社会科・理科施設見学(2回生、3月)…例年は、地元に大規模な製鉄関連工業施設が広がる利点を生かし、2回生が施設見学に行くことになっているが、昨年度に引き続き、コロナ感染拡大のため変更し、午前中は校内研修、その後新しくなった室蘭市「えみらん環境科学館」を訪問し、実験やプラネタリウムを体験して科学について学ぶ計画である。

来年度の活動計画

学校として行う活動については、コロナ禍であれば、従来行ってきた活動の内容や形態を工夫することにより、単純な活動縮小とならないように進めていく。特に、本校の開校からの重点である国際理解に関わる活動については、今年度のオンラインでの様々な実践をもとに、バーチャルではない生身の海外体験に少しでも近い満足感を得られるような、新しいアイデアによる活動を継続して行う予定である。また、これまで生徒主導で行われてきた活動については、生徒たちの創意工夫をさらに促して、このような状況だからこそ可能で、求められる活動を行えるように支援していきたいと考えている。