2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育

本校は国際理解教育の活動の柱として、「地球規模の視野で考え、地域視点で行動する」力の育成に努めている。具体的には、次のような活動を実施した。KEEP(Kamiko English Education Project)と英語科が中心となり、①異文化理解に関わる活動、②国際貢献に関わる活動、③海外研修に関わる学習、④減災・防災に関わる活動、⑤持続可能な生産と消費に関わる活動

①異文化理解に関わる活動
ALTによる異文化理解授業の実施:ハロウィーンでは、英語科で全学年を対象にジャック・オー・ランタン作りを行った。また、クリスマスには、KEEPの活動で、多くのアメリカの地域でクッキーを作る習慣があることから、デコレーションクッキーを作った。(KEEP)

「Hokkaido Study Abroad Program」の実施:北海道大学のインドとインドネシアからの留学生とオンラインで交流を行った。互いの文化について発表をし、質問等を通して、異国の文化を学ぶことができた。

②国際貢献に関わる活動
株式会社ユニクロ主催「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」の実施:事前学習として、株式会社ユニクロ社員の方が、服が持つチカラや発展途上国にいる難民の現状についてオンデマンドで授業をした。事前学習後は、KEEPに所属する生徒たちがポスターと回収ボックスを作成し、地域住民に子ども服の寄付を呼びかけた。また、町内小学校へのポスター掲示、町広報誌への掲載を行うなど、告知活動を実施した。
日本ユネスコ協会主催世界寺子屋活動「書きそんじハガキ回収活動」(今後実施予定)

③海外研修に関わる活動
ニュージーランドでの海外研修の実施(地域の経済的支援による毎年5名の派遣※令和4年度は4名):事前研修では、英会話講座の実施や各自の研究テーマに沿ったアンケートの作成を指導。事後研修では、町内の小中学生等を招き、英語と日本語を用いて研究テーマについて調査結果を報告した。

④減災・防災に関わる活動
全学年を対象に、町内消防署と連携して防災訓練を二度実施した。一度目は授業中に地震があった場合、二度目は地震のため火災があった場合を想定して行った。二度目の訓練の際、HUG(避難所運営ゲーム)を行った。HUGの中で、本校が避難場所になったことを想定し、どのように避難者を体育館に案内すると良いのかを生徒達自身で考えた。

⑤持続可能な生産と消費に関わる活動
郷土調理実習の実施:上ノ国町の郷土料理であるクジラ汁を地域の方を学校にお紹介して一緒に作った。(生活と福祉)

来年度の活動計画

令和5年度の活動計画については、次のとおりである。

①異文化理解に関わる活動

・ハロウィーン:ジャック・オー・ランタン作り

・クリスマス:デコレーションクッキー作り

・「Hokkaido Study Abroad Program」の実施

②国際貢献関わる活動

・株式会社ユニクロ「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」

・日本ユネスコ協会主催世界寺子屋活動「書きそんじハガキ回収活動」

③海外研修に関わる活動

・ニュージーランドでの海外研修の実施

④減災・防災に関わる活動

・防災訓練の実施

⑤持続可能な生産と消費・食育に関わる活動

・郷土調理実習の実施