2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 健康, 貧困

本校は国際理解教育活動の柱として「地球規模の視野で考え、地域視点で行動する力」の育成に努めている。具体的には、英語科とKEEP(Kamiko English Education Project)が中心となり以下の活動を行った。

①国際理解に係わる活動
ア)教育協力NGOネットワーク主催「SDG4教育キャンペーン2021」:左記授業から生徒は、世界の教育援助の現状や教育の大切さを学んだ。また世界の教育現状改善のため自分にできることを考え、意見を交流した。

②異文化理解に係わる活動
ア)ALTによる異文化理解授業:クリスマス時にALTが祖国の伝統的な慣習を紹介した。授業は、SDGs⑩、⑯の目標やユネスコスクールが重点的に取り組む「地球市民および平和と非暴力の文化」について考えるきっかけとなった。
イ)English cooking:英語科では、英語のレシピをもとに町の特産品等を用いてバレンタインスウィーツを作成予定。また、地域の方に作成方法を学ぶことでユネスコスクールの定義同様「国際的・地域的協同により創造的な教育に挑戦」する。SDGs⑤の目標やユネスコスクールが重点的に取り組む「異文化学習および文化の多様性と尊重」に繋げる。

③国際貢献に係わる活動
ア)株式会社UNIQLO、GU主催の「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」:事前に服が持つチカラや難民の現状について授業した。その後、KEEPの生徒がポスターを作成し、校内で子ども服の寄付を呼びかけた。ここではSDGs①、③、⑩、⑫、⑰の目標やユネスコスクールが重点的に取り組む「持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」を考えた。
イ)日本ユネスコ協会主催の「書き損じハガキ回収活動」:校内や町内で書き損じハガキを集め、世界各国の子ども達が質の高い学びを得るための資金援助を図る。本活動では、SDGs④、⑰の目標を考えさせる。
ウ)日本ユネスコ協会「ユニセフ募金」:校内や上ノ国町内に呼びかける。協力いただく事業所へ感謝カードを贈る。生徒がSDGs①、②、③、⑯、⑰の目標を考えるきっかけとする。

来年度の活動計画

令和4年度の活動計画(予定)については、次のとおりである。
ア)国際理解に係わる活動
・JNNE主催の「SDG4教育キャンペーン」
・教科横断授業
・JICA北海道職員による国際理解教育
イ)異文化理解に係わる教育
・ALTによる異文化理解授業
・English cooking
ウ)国際貢献に係わる学習
・日本ユネスコ協会主催世界寺子屋活動「書き損じハガキ回収活動」
・日本ユネスコ協会「ユネスコ募金」
・株式会社UNIQLO、GU主催「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」
エ)海外研修に係わる学習
・上ノ国町の支援による海外研修派遣事業
※令和3年度は新型コロナウイルス感染症予防のため、未実施。