- ひろしまだいがくふぞくようちえん(ひがしひろしまえんしゃ)
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広島大学附属幼稚園(東広島園舎)
- Hiroshima University Kindergarten, Higashihiroshima
- 種別幼稚園または幼保連携型認定こども園 地区中国・四国地区
- 主な活動分野生物多様性, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 食育
| 所在地 | 〒739-0045 広島県東広島市鏡山北333-2 |
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| 電話番号 | 082-424-6190 |
| ホームページ | https://yochien.hiroshima-u.ac.jp/ |
| 加盟年 | 2017 |
2025年度活動報告
生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育
| 本園は,ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して,持続可能な社会づくりの構成概念6項目とSDGs達成のためのキー・コンピテンシー8項目(本園が昨年度末幼児版(仮)を作成)を日常の保育の中で総合的に育むことを目標として取り組んだ。今年度,年長クラスでは①建築廃材を使った本棚やベンチ作り②クラスの構成員の国(4か国)について知る活動③平和記念日,世界陸上を通して平和を身近に考える経験など計7つの活動を行った。以下に①の概要を記す。
<活動内容> 現在設置されている絵本の部屋の本棚は,幼児の背の高さに合っておらず,冊数が増えることで本が取りにくいなどの課題をもっていた。【9月】家屋の解体現場と中継し幼児と作業員との対話から建築廃材をもらい,絵本の部屋の改装を計画する。【11月】幼児がグループで設計図を描く。設計図には年少・中児を考慮し,床に絨毯を敷く,本棚にコーナーガードを付ける/背の高さに合わせて伸び縮みする/本棚にカメラが付いていてカメラの前に立つと心を読んで借りたい本を取ってくれるなどの案が描かれる。設計士に,描いた設計図を説明しアドバイスをもらう。建築廃材の製材の動画を見る。【12月・1月】設計士,大工,保護者と機械や道具を使って本棚やベンチなどを作る。【2月(予定)】園内,地域に向けて成果を発表する。 <幼児の育ち> 当初教師は資源の循環性を知ってほしいという願いをもっていた。しかし,幼児の描いた設計図には自分たちの生活経験から機能や安全性などのアイデアが描かれており,それは相手を思い活動しようとする表れであった。「誰もが安全に使いやすい絵本の部屋を作る」という目的を幼児が実現させる過程で,リデュースやリユースを学びながらその過程にかかわる人,時間,道具などを知り,協働を体験した。そして専門家の知識を得ながら方法を再考し楽しみながら活動する姿があった。本実践は,ユネスコスクールが重点的に取り組む「持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」の分野において構成概念6項目の中の【多様性 相互性 有限性 連携性 責任性】と,SDGs達成のためのキー・コンピテンシー8項目の中の【予測的・規範的・方略的・協働・クリティカル・自己認識・統合された問題解決】の育ちとその芽生えがあった。これらは,将来持続可能な社会づくりのため,多様な文化を尊重しながら様々な国の人と協働し平和な世界を創っていくユネスコスクールの理念に繋がると考える |
来年度の活動計画
今年度はユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して,持続可能な社会づくりの構成概念6項目とSDGs達成のためのキー・コンピテンシー8項目(本園が昨年度末幼児版(仮)を作成)を日常の保育の中で総合的に育むことを目標として,幼児の生活や遊びの姿や,幼児と教師が決定した活動等の事例を収集し,カンファレンスを行ってきた。来年度も,教育課程(仮)に添って保育を行う中で,幼児の個々の姿に加え,各学年の活動や行事など集団を意識した育ちを見取り,事例の分析・考察を続けていく。その際,幼稚園内外のさまざまな人と協働する機会をもつことを計画している。
