2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解, 持続可能な生産と消費

当校は、「和を以てと貴と為す」を建学の精神として、ESDを人間関係の輪

を広げる理念であると捉え、ESDの実践を通して「和」の精神を基本に、教育

及びスポーツ文化の拠点として地域に信頼される学校となり、21世紀の持続的

発展の担い手の育成を図る事を目標とした。

具体的には、国際理解、伝統文化、地域連携活動を柱に、①海外提携校との国

際交流、②和太鼓公演発表活動、③地域の小学生の通学見守り活動を行った。

① 海外連携校との国際交流

台湾の交流提携校「穀保高級家事商業学校」と高校同士の学校交流の事業

に取り組んでいる。

12月に2年生の生徒全員で台湾を訪れ、学校訪問し、交流している。

交歓セレモニーやスピーチ発表、日本文化の発表、提携校による文化発表、

授業体験などを通じて交流し、国際理解を深めた。

② 和太鼓公演活動(伝統文化)

わが国の伝統的和楽器である和太鼓のクラブ活動にて、郷土芸能の分野の

伝統文化の演奏に取り組んだ。公民館、町内会のお祭り、病院や施設、小学

校や中学校などにて地域の方々と演奏活動を通じて連携した。

今年度は、フランスのアグノー市にて開催された。「アグノー国際民族芸

術祭」に日本代表として参加し公演すると共に、世界各国から参加した出演

者や地元の方たちとの国際交流も体験した。

③ 小学生登下校見守り活動(地域連携ボランティア)

地域の町内会で実施している。南観音小学校区登下校見回り活動。「なんか

ん安全パトロール隊」に生徒も参加し、定期的に地域の子供たちの通学の安

全を見守るボランティア活動を行なった。

昨年に引き続き今年度も見守り活動に対して、小学校児童の皆様より感謝状をいただいた。

また、同活動に関しては広島県更生保護功労者顕彰式の「社会を明るくする運動」部門においても表彰をいただいた。

来年度の活動計画

・国際交流活動

台湾の提携校(高等学校)との交流事業

ニュージーランドの提携校(大学)との交流事業

ポルトガルでの演奏交流活動

・伝統文化の研究発表

郷土芸能、和太鼓の研究活動

演奏活動(地域のコミュニティー、小・中学校、福祉施設等での発表)

・地域連携活動

地域小学校区の通学安全パトロール(町内会の方との連携取り組み)

・世界遺産学習活動 … 「宮島」を訪れ世界遺産の理解を深める

・環境保護・リサイクル … 地域清掃、制服リユース、分別活動