2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 人権

本校は、「かしこく、やさしく、たくましく、そして、しなやなに生きるための知・徳・体の調和のとれた心身ともに健康で心豊かな児童の育成」を学校の教育目標としている。地域住民の教育に対する関心は強く、児童の教育に熱心であり協力的である。その中で児童は、のびのびと活動的に学習に取り組んでいる。地域との係わりを強め、地元に豊かな自然を培う活動を充実させるため、花いっぱい活動や地域の人たちと協力するクリーンアップ作戦を行った。また、自校を愛する心情を養うため、あいさつ運動や日々の清掃活動にも力をいれた。本年度は外部機関の助成協力を得て、緑化推進事業に取り組んだ。

①ボランティアに係る活動
(1)あいさつ運動
・毎朝、高学年を中心に気持ちのよい挨拶が交わせるよう朝のあいさつ運動をしている。
・月に一回程度、校区の中学校より中学生を招いて朝の校門でのあいさつ運動を行い、小中学校の連携を図りながら挨拶ができる校区を目指している。

(2)資源回収活動(古紙回収、キャップ・プルタブ集め)
・リサイクルの一環として、キャップ・プルタブ集めを行っている。環境にやさしい活動を日常化することを目的に行い、児童委員会をリーダーとして全校で取り組んだ。
・保護者と協力し、家庭に眠っている資源(古紙、段ボール、アルミ缶等)を回収を行った。捨てればゴミだが、集めれば資源というリサイクルの有効性を実感した。

(3)緑化推進事業の実施
・外部機関の助成金の協力を得て、校門近くに花壇を設置した。キンモクセイとパンジーやチューリップをはじめ四季折々の花を児童会が中心となって育てていく。また、大木になった桜の木の剪定を行った。学校だけではできない課題も地域の協力によって実施できた。児童は感謝と自校への愛着を深めることができた。

②児童会専門委員する活動
学校で育てたマリーゴールドやパンジーを地域の公民館に贈呈している。この活動を通して、児童は地域の一員であることを認識したり、地域貢献することの成就感を味わうことができた。また、花木に興味をもち、花の名や咲く季節、手入れの仕方等に関心をたかめる児童が増えた。

年間を通して、園芸活動を通して自然に親しむ楽しさを学び、リサイクル活動を通して限りある資源を回収したり、分別する大切さを学ぶ活動に取り組めた。

来年度の活動計画

来年度の活動計画

基本的には、本年度の活動を継続していく予定である。
生活科や総合的な学習の時間の授業に生かした横断的な取組を充実させていく。また、コミュニティースクールの枠組みを活用し、小中一貫校として校区の地域とも連携を図りながら子ども達の成長を促していく。