2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

平和, 人権, その他の関連分野

本校では、「I・C・C~自主性・創造性・協同性~」を学校目標とし、ESDを学び、社会貢献、地域との協働を通して育成すべき資質・能力を育む教育と捉え、「よりよい考えや表現を仲間とともに創り出す力」の育成を目標とした。
具体的には、教科教育、キャリア教育、平和教育を柱に、①教科教育に係わって、②キャリアに係わる教育、③平和に係わる教育、④地域に貢献する活動を行っている。

① 教科教育に係わって
全ての教科の授業において、小集団の仲間同士での学び合いや、タブレットを活用するなど、様々な方法を生徒自身が選択して課題を追求することで、よりよい考えや表現を求めて学び合う場を保証している。その際に、自分の考えや表現をよりよいものにできるように、教科横断的な視点を具体化・共有化し、どの教員も共通の足場で、継続的な指導を行っている。そして、本校の育成すべき資質・能力である「よりよい考えや表現を仲間と共に創り出す力」を各教科の評価規準に落とし込み、評価と指導の一体化を図っている。

② キャリアに係わる教育
2年生では、地元の企業様に協力を経て、職業について調べたり、職場を訪問したりしながら、企業ポスター作りを行った。働く人たちの思いに触れ、自分の生き方を見つめることができるようにした。

③ 平和に係わる教育
3年生では、戦争と平和について学び、身近な平和を守るために自分ができることを考える学習を行った。一人一人が平和学習を通して学んだことや感じたことなど、思いを込めながら織り鶴ボードを学年で作った。

④ 地域に貢献する活動
生徒会が中心となり、全校生徒はもちろん、地域全体を元気にする活動「グッドスマイルプロジェクト」を企画・実践した。具体的には、ひまわりを本校のアイデンティティーとして、地域にひまわりの種を配付して育ててもらったり、育てたひまわりにシトラスリボンとメッセージを付け加えて、医療施設や地域の学校や施設などに届けたりした。また、本校で大切にしてきたあいさつや清掃の活動を地域で行うことで、地域の一員としての自覚を深めている。

来年度の活動計画

本年度同様の活動を継続して行うが、取組の評価・検証から、よりよいものになるよう微修正を行う予定。