所在地 〒456-0062 愛知県名古屋市熱田区大宝3丁目5-9
電話番号 052-682-0081
ホームページ https://www.hibinohoikuen.jp
加盟年 2021年?

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, 気候変動, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 平和, 人権, ジェンダー平等, 健康, 食育

1、保育教諭向けSDGs研修の開催(2023年11月)

講師:後藤 由美先生(名古屋柳城短期大学)

保育所型認定こども園の保育教諭は、通常の業務が朝7時頃から夜7時過ぎまでのローテーション勤務で大変忙しいためなかなか集まることが大変ではありますが、保育終了後、夜7時30分から1時間ほどの研修を設定し、SDGsの基本知識を学び、現在の保育・教育の中でどの活動がどの分野に属し子供たちにとってどのような学びに繋がっているのか?また今後どのように発展させていけるのか?をグループワークなどを通して考えました。

最後は話し合った内容をグループごとに発表し、明日からの保育に早速活かしていけることを見つけたり、保育者の意識が変わることでそれが子供たちに、また子供を通じて保護者に、と広がっていくことを期待します。

 

2、餅つき(2023年12月)

日本の伝統文化継承として「餅つき」を行いました。子供たちは餅米が餅になる様子を不思議そうに、また楽しんで鑑賞していました。この行事は蒸した餅米の匂い、力強く杵を臼に打ち付けるエネルギー、など五感を刺激し、お正月の訪れを感じ、また一致団結して応援し最後は美味しい「つきたてのお餅」が味わえるという大変良い機会となっています。特に年長児は最後に1人ずつ子供達自身が「餅つき体験」を行いました。

 

3、茶道稽古・お茶会の開催(2023年12月〜2024年1月)

日本伝統文化の継承として、当園に隣接するお寺の本堂にて年長児を対象に茶道稽古と、その発表の場として保護者を招いて「お茶会」を開催しました。茶道は単に作法を学ぶためではなく、相手を思いやる心、物を大切にする気持ち、他者と共に存在すること、など日本人として大切にしてきた「日本の心」を学ぶためにあります。子供たちはお饅頭を美味しそうにいただきながら、自然にそのような「心」に少しではありますが触れられたかと思います。

また、現代においてこのような機会は少なくなってきていることもあり、保護者や保育者にとっても貴重な体験となっていました。

来年度の活動計画

その他、防災や食育(夏野菜の栽培)などありますが、まだまだ感染症による影響も多く発生する中でコロナ前に完全に戻ることは難しいのが現状ですが、次年度はまたできることを園の様子を見ながら実施していきたいと思います。

過去の活動報告