2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

気候変動, エネルギー, 環境, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費

本校は、「人権・環境・国際理解」を活動テーマとして、ESDを「特定のSDGsを意識した取組」と捉え、ESDの実践を通して生徒一人一人が自分自身のESDの活動に新たな意義や価値を見出し、地域に根ざした身近な活動から世界につながり、地球規模の課題解決につながるよう考え、行動していく生徒の育成を目標とした。
具体的には、➀いじめについて考える活動 ➁人権に関する作文コンクールへの参加 ➂命について考える学習 ➃異文化や多様性を受け入れる心を培う学習 ➄書き損じハガキ・リングプルの回収を行った。
➀いじめについて考える活動
7月に「いじめ」についての意識調査と「いじめ根絶」を目標とする学級スローガンを作成した。8月に「いじめ撲滅集会」を開催し、「い
じめの重大さ」や「いじめにつながる行動」について考えた。学級スローガンは「絆づくりメッセージコンクール」に応募を行った。
➁人権に関する作文コンクールへの参加
夏季休業中の課題として3年生対象に「人権作文コンクール」への作品応募を行い、広く人権について考える機会となった。
➂命について考える学習
9月に「命の尊さ」について1年生対象に講演を行った。講師にはJICA北海道から外国で活動経験のある方を招き、日本とは違う環境で
生活して感じたことや世界から見た日本についてなどの話を聞くことで学習を行った。特に教育を当たり前に受けることが難しい地域のあるこ
となどの話に生徒は興味深く聞いていた。
➃異文化や多様性を受け入れ心を培う学習
9月に校外学習で1年生がJICA北海道に訪問して学習を行った。SDGsの17の開発目標からテーマを設定し、発表会を行った。
➄書き損じハガキ・リングプルの回収に関わる活動
書き損じハガキを回収し「ユネスコ・世界寺子屋運動」に参加し、自立した持続可能な社会づくりに考えを深めるように生徒会が中心となっ
て活動をした。リングプル回収はリングプルのアルミを回収することにより、限られた資源を大切にし、社会福祉協議会を通じて車椅子を障が
いや介護を必要とする方に贈ることで福祉について理解を深めている。

来年度の活動計画

【2022年度(令和4年度)活動計画】

5月 校内ユネスコスクールコーナー展示物リニューアル
6月 校外学習(1年生)
7月 いじめに関わる意識調査・いじめ根絶スローガン作成
8月 いじめ撲滅集会・人権作文コンクール応募
9月 命について考える学習
1月 書き損じハガキ回収(世界寺子屋運動参加)
3月 リングプル回収