2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 世界遺産・地域の文化財等, 人権, 福祉

本校は、「人間性豊かな生徒を育成する」を学校理念として、ESDを「持続可能な将来が実現できるような行動の変革をもたらすもの」と捉え、ESDの実践を通して「持続可能な社会の形成者として、ふさわしい資質や価値観の育成」を目標とした。
具体的には、福祉、世界遺産・地域の文化材等を柱に、①高齢者に係わる活動、②障がい者に係わる教育、③世界遺産に係わる学習、④地域の文化遺産に係わる学習を行った。
① 高齢者に係わる活動
地域包括センターの方に絵本教室を軸に高齢者や認知症の方がどのような事に不自由を感じているのかを具体的に学び、学んだことを模造紙にまとめ、グループごとに発表会を行った。地域包括センターの方より、まとめ方や発表の仕方まで具体的に教えていただいた。例年であれば地域の町作り協議会の方に参観していただく予定であったが今年は校内だけで実施した。その後、高齢者疑似体験を行い、高齢者の立場に立って自分にできることを考えていった。

本校は、「人間性豊かな生徒を育成する」を学校理念として、ESDを「持続可能な将来が実現できるような行動の変革をもたらすもの」と捉え、ESDの実践を通して「持続可能な社会の形成者として、ふさわしい資質や価値観の育成」を目標とした。
具体的には、福祉、世界遺産・地域の文化材等を柱に、①高齢者に係わる活動、②障がい者に係わる教育、③世界遺産に係わる学習、④地域の文化遺産に係わる学習を行った。
① 高齢者に係わる活動
地域包括センターの方に絵本教室を軸に高齢者や認知症の方がどのような事に不自由を感じているのかを具体的に学び、学んだことを模造紙にまとめ、グループごとに発表会を行った。地域包括センターの方より、まとめ方や発表の仕方まで具体的に教えていただいた。例年であれば地域の町作り協議会の方に参観していただく予定であったが今年は校内だけで実施した。その後、高齢者疑似体験を行い、高齢者の立場に立って自分にできることを考えていった。
② 障がい者に係わる教育
地域包括センターの方を講師にお呼びして、大牟田の福祉の現状や障がいのある人がどのような事で社会に対する障壁を感じているか等を学んだ。社会福祉協議会に、障がい者疑似体験グッズをかりて、校内を車椅子やアイマスクをする生徒と介助する生徒のペアで歩く体験をした。まとめでは、体験を通して学んだことの感想を書いて、まとめた物を廊下に掲示して、みんなの意見を共有した。
③ ④世界遺産・地域の文化遺産に係わる学習
地元にある世界遺産の「技術」が100年前の技術であることを「炭鉱技術のおもしろいところ」をテーマに、今回授業が行われた。有明高等技術専門学校の先生である、
講師の篠﨑烈先生から三池炭鉱
遺産群が世界遺産となり、その
技術が「100年以上前の技術
であること。また、現地に足を
運んで、ガイドや見物客とコミュ
ニケーションを取り、新しい発見
を  してほしいこと。」等を話
していただいた。
石炭の成り立ちや、三池港と閘門が大変高度な技術の結晶であったことが分かりやすく学習することができた。また、三池港の建設に当たり團琢磨氏が抱いた未来へ通じる構想であることも学習し、大牟田の石炭を通した歴史や偉大さについて理解し、郷土への思いや考えを深めた。

来年度の活動計画

第 1 学 年
○学年目標
福祉学習を主とした取組を通して、様々な人や地域との関わりについて考える。
1学期
・認知症絵本教室
・認知症に関わる寸劇づくり
2学期
・介護体験学習
・防災教室
・食育教室
3学期
・身近な福祉学習
~高齢者疑似体験~
(持続可能な社会づくり)

第 2 学 年
○学年目標
世界遺産学習とキャリア教育を主とした取組を通して、様々な人や地域との関わり、
自分の生き方について考える。
1学期
・職場体験学習
2学期
・世界遺産学習 ・防災教室 ・食育教室
3学期
・世界遺産学習
第 3 学 年
○学年目標
○福祉学習とキャリア教育を主とした取組を通して、様々な人や地域との関わり、自分の生き方、社会への参画について考える。

1学期
・上級学校訪問 ・職業ガイダンス ・救急救命講習
2学期
・保育体験実習 ・防災教室 ・食育教室
3学期
・進路学習