所在地 〒031-0833 青森県八戸市大字大久保字町道8-3
電話番号 0178-33-0810
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加盟年 2022

2023年度活動報告

活動分野

生物多様性, 減災・防災, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困

 ブックセンターで説明を受ける生徒たち

 

 校外学習での魚市場での様子

本校は、「持続可能な地域づくり」とSDGsを組み合わせた課題研究に学校全体で取り組むことにより、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、地域の魅力を発見し、卒業後も地元に貢献できる生徒を育成することを目標とした。

青森県の全高等学校で実施している「あおもり創造学」プログラムの活動の成果を、2023年3月に八戸市で行われた「八戸SDGsフォーラム」で発表した。また、4月以降は1年次・2年次とも地域の魅力発見から課題の発見、解決という流れで、探究活動に取り組んでいる。1年次では、校外学習として地域の企業、市の美術館やブックセンターなどを訪れてそれぞれが得た情報を共有した。その後は、探究活動の進め方について、デジタル教材で学習し、近隣の大学から講師を招いて、講義を聴くなどした。

2年次は、前年度に探究した内容をさらに深めるため、実際に企業や自治体に足を運んで情報を得るフィールドワークを現在行っているところである。その中で、2024年12月に八戸市主催の「高校生×ワールドカフェ」に生徒数名が参加し、地域の大人と持続可能な市の未来について活発に意見を交換した。

また、2年次生は、「青森県から考える世界・日本のエネルギーのこと~活力ある青森県であるために~」というテーマで、再生可能エネルギーをはじめとする県内の関連施設の現在の位置づけや将来の役割について、レポートを作成し、コンクールに応募した。

各教科においては、持続可能な開発およびライフスタイルに関する教材・異文化学習および文科の多様性と文化遺産の尊重に関する教材を取り上げるなど、探究的な学習活動を行っている。

来年度の活動計画

3月には第4回八戸SDGsフォーラムに参加し、八戸市周辺で問題になっている特定外来生物オオハンゴウゾウの駆除についての研究や、子ども食堂についての考察を発表する予定がある。

令和6年度も、一人一課題を設定し、青森県の様々な問題に目を向けた探究活動を行う予定である。また、その成果を発表するさまざまな機会を生徒に与えられるよう、教員一丸となって協力していく。

また、スクールミッションに掲げている、「国内外の高校との連携・協働した探究活動」を実現するため、海外の高校生との交流・留学生受入などに関する校内での体制を整えていきたいと考えている。

過去の活動報告