2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

海洋, 減災・防災, 気候変動, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, ジェンダー平等, 貧困

本校は、「自ら進んで学ぶ生徒・人や自然を愛する生徒・健康でねばり強い生徒」を学校理念(※もしくは活動テーマ)とし、教育研究テーマとして2021年は『未来の造り手に求められるリーダーシップとコミュニケーション能力の育成』~生徒主体の学習活動、ふるさと貢献活動を通して~というテーマで、2022年は「「未来の創り手に求められるリーダーシップとコミュニケーション能力の育成」 ~生徒の主体的な学習活動、地域・他校との交流を通して〜」を掲げ、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通してコミュニケーション能力とリーダーシップの力の育成を目標とした。2021年から12月から2022年11月にかけて、GIGAスクール構想により導入された一人一台端末(ICT)を活用して生徒の主体的な学習活動に取り組むとともに、地域、近隣小学校とともに行った海浜清掃、SDGs学習(講演会とフィールドワーク)、ユニセフ募金活動、島内小中高生徒会児童会による合同会議、消滅機器言語である八丈方言について第一学年で「八丈方言に親しむ」ことを目標に自己紹介を、第二学年で「八丈方言を知る」ことを目標にショメ節作成を、第三学年で「八丈方言を学ぶ」ことを目標に桃太郎の紙芝居の朗読を行う学習と言語文化存続のための生徒主体のカルタ大会、福祉体験学習、技術科オリジナルサイト制作(Life is Tech!レッスン)、情報リテラシー向上会議(生徒による行事の精選ワークショップ)、インドネシア交流学習、社会問題についての生徒個人での探究学習などの活動を行った。今年度の活動や取り組みを通し、持続可能性やジェンダー平等、平和、海洋、気候変動などについて、生徒の意識醸成につながった。

来年度の活動計画

ICTを活用したコミュニケーション能力(発表や会話をする力)とリーダーシップの育成を継続して行う。また、小中合同児童会・生徒会の実施、ICT活用方法の統一化、行事の連携(共有)、キャリアパスポートなどで近隣小学校との連携強化を図り、防災教育や海洋、気候変動などを軸にした地域や学校間の連携と生徒の主体的活動を推進する。生徒が年間の取組を振り返る過程で、様々な取組の取捨選択をして、生徒の声を取り入れた主体的学習を継続しながら、八丈島の全体の持続可能性についての考え行動する教育を行っていく。