• ぐんまけんりつわたらせとくべつしえんがっこう
  • 群馬県立渡良瀬特別支援学校〔キャンディデート校〕

  • Gunma Prefectural Watarase Special Needs School
  • 種別, 地区
  • 主な活動分野環境, 持続可能な生産と消費

所在地 〒379-2313 みどり市笠懸町鹿2812
電話番号 0277-76-7321
ホームページ https://watayo-ses.gsn.ed.jp/
加盟年 -

2024年度活動報告

活動分野

環境, 人権, 持続可能な生産と消費

2024年4月~:キャンディデート校

本校は「鹿田山の保全活動や地域の人々との協働を通して、共に生きてゆく喜びや心豊かに自分らしく生活する力を身に付ける」を活動テーマとして、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して「健康で心豊かに生きる力」「生活する力」「社会に参加する力」の育成を目標とした。

・「わたとくSDGs」の図の更新と掲示:図の柱にSDGs4「質の高い教育をみんなに」を据え、その周囲に16のSDGsのゴールを配置している。本校のESD実践活動は、SDGsから抽出した6つの目標に照らし合わせ、普段の授業等で取り組んでいる学びや活動を意味付け、価値付けをしていくために、事例を各クラスや作業班で作成してもらった。提出された事例をまとめ、わたとく「みんなのSDGs」として校舎玄関前に学部ごとに掲示している。

 

・鹿田山での環境保全活動:地域社会の環境美化や奉仕の精神と自主・実践的な態度を育成するため、地元のNPO法人「鹿田山環境保全ネットワーク」と協働で、鹿田山フットパスのチップ敷きや綿花の栽培と収穫を行ったり、全校児童生徒で鹿田山の遊休農地の菜種まき活動に参加した。小学部では「フォレストリースクール」として県職員を講師に、「触ってはいけない植物や動物」「昆虫の採り方と持ち方」などを詳しく教えていただいた。児童はとても興味深そうに話を聞き、熱心に質問をする姿も見られた。高等部では、大間々高校との「さつまいも苗植えと収穫」を通しての交流、「鹿田山環境保全ネットワーク」とフットパス整備作業に生徒とPTAも参加して作業を行った。

・職員研修「SDGs」講演会:本校の教職員のSDGsに関する専門性を高め、保護者とともにESD教育や本校のユネスコスクール活動に対する理解を深める目的で、SDGsに関する幅広い活動を推進されているアンカンミンカンの富所哲平氏を講師に「SDGsを学ぼう~ひとりの100歩ではなくみんなの一歩~」の演題で御講演をいただいた。

・書き損じハガキキャンペーンへの取り組み:全校児童生徒保護者に対し、書き損じハガキ回収の依頼文を配布し、回収活動を実施した。

・国際防災デーに関連して、11/8に全校で火災避難訓練を行い、その後消防署署員からの講話、小・中学部生は消防車見学、高等部は消火器の使用方法を実演体験した。

・世界人権デーとして各学部で人権集会や人権学習を行い、校長講話や人権標語作成、人権啓発に関する動画視聴や小・中・高の児童生徒共同で『自分や他の人の大切さ』に気付く掲示物を作成し、校舎玄関に掲示した。

来年度の活動計画

(1)大きな柱「環境から広げていく」

・「わたとくSDGs」の図の更新と教室掲示:これまでの「わたとくSDGs」の掲示物を再構築して分かりやすくした。

・わたとく「みんなのSDGs」の授業実践の事例の集約:身近にある「鹿田山」を中心とした里山環境保全活動のみならず、学校行事や日頃の授業で行ている教育実践を、SDGsの17項目の目標の中から抽出した6つの目標に照らし合わせ、普段の授業等で取り組んでいる学びや活動を事例にまとめた。

(2)SDGsに関する職員研修や、わたとく「みんなのSDGs」として事例の作成を通して、身近なところにSDGsの目標に向けた実践ができる気付き、さらに授業作りの中にも、つながりを意識した授業実践をしていくことの大切さに気付いていく。

・SDGsに関する職員および保護者研修

・わたとく「みんなのSDGs」の授業実践

(3)国際デーの取り上げ

・10/13 国際防災デー⇒11/6 火災避難訓練、消防車・消防士交流

・12/10 世界人権デー⇒12/4 人権集会、人権学習(掲示物・人権標語の作成)

(4)ユネスコ関連プロジェクトやキャンペーンに学校全体で参加

・キャンペーン:書き損じハガキ回収、ペットボトルキャップの回収

 

過去の活動報告