2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権

本校の学校の教育目標は、「手を結び 学び合い・鍛え合う」である。それを受けて本校では、「地域の魅力と課題を見出すとともに、地域や校区の小学、地域住民との交流を深めることを通して、地域を愛し、共に支えあう生徒の育成と学校づくり~自己有用感の充実~」をテーマとして、ESD(Education for Sustainable Development)を「持続可能な社会づくりの担い手を育む教育」と捉え、ESDの実践を通して地域とともに生きる力の育成を目標といている。

①「ふるさと学習」に係る学習

総合的な学習の時間や地域行事を中心に、体験的な学習・活動を多く取り入れてきた。1年生では、生徒が地域の文化財等、名所となる所を自ら事前に調べ、地域の専門家に話を聞き、地域を散策した。地域の文化財や伝統工芸品を販売している店舗等を知り、歴史や伝統工芸品の重要性やそこで働く人の思いなどを聞き、深く学ぶことができた。

②「地域ボランティア」に係る活動

自分たちでできる地域貢献を考え、地域行事への参画及びスタッフの一員として地域行事に参加している。例年であれば校区内の4地区で合計30近い行事が開催されているが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止になったり、行事が縮小されたりした。コロナ禍でもできることを考え、地域清掃やあいさつ運動、地区の防災訓練に参加した。地域からは、一生懸命に取り組む姿にお褒めの言葉をいただいた。中学生に期待する地域の声も大きい。

来年度の活動計画

来年度も「ふるさと学習」と「地域ボランティア」の二つの活動を中心に活動を進めていきたいと考えている。これまで積み上げた財産である岐阜中央中学校コミュニティ・スクール

を活用しながら、ふるさとを愛し、地域に自覚と誇りを抱き、誰もが暮らしやすい街づくりに貢献していきたい。人とのつながりを深め自己有用感を育む活動を実践していきたい