2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 国際理解, 福祉, その他の関連分野

本校は、「伝統文化の継承と国際理解」を活動テーマとして様々な活動を行っている。伝統文化の継承に関しては、古くは60年以上前から学内における伝統文化行事を実施し、現在も継続しており、日本の伝統を重んじ、愛国心を培う生徒の育成を目指している。修学旅行でのオーストラリア姉妹校訪問や、姉妹校との交換留学も新型コロナウイルスの影響で3年連続で中止となった。しかし、タイ姉妹校からの短期留学生受け入れは4月に行うことができた。本校ではなるべく大人数が国際的経験を積めるような環境作りを常に意識している。
 また、全校生徒での緑の羽根共同募金や赤い羽根共同募金を行っている。また地域とのつながりを大切にし、学校周辺の清掃活動も実施している。

国際理解に係わる学習
 本校では9年前よりタイ王国からの留学生を受け入れており、今年度は1年生から3年生まで合計4名が通常学級に在籍し、他の日本人生徒と共に勉学に励んだ。また今年はモンゴルからの留学生も1名在籍している。

ボランティアに係わる学習

 5月に緑の羽根共同募金を25226円、10月に赤い羽根共同募金を20860円行った。また、ユネスコ世界寺子屋運動に賛同し書き損じハガキの回収を校内に周知し回収した。

SDGsに係わる学習

 総合的な探究の時間に、いくつかのプログラムの中からSDGsについての取り組みを11クラスで行った。まずは、生徒たちが考える「福井県のあるべき姿」を洗い出し、「福井県の現状」と比べ、どうしたら「あるべき姿」に近づけるかをSDGsの取り組みにからめて探究した。その探究の成果を各クラス内でプレゼンテーションを行った。また、活動のまとめとしてルーブリックによる自己評価を行った。

来年度の活動計画

本校はESDに対する取り組み目標として、「伝統文化の継承と国際理解」を掲げており、伝統文化の継承に関しては全校活動として実施することができている。来年度は新型コロナウイルス流行前の活動にできる限り戻し、行事・取り組みを例年並みに戻していきたい。
また、グローバル教育の新たな取り組みとして、「デュアルディプロマプログラム」を構築し、実施する予定である。